俺は元々父親がいなかった
俺が小2の時に親が離婚したからだ
離婚してからと言うもの母さんは俺を女で一つで俺を育ててくれた
だから俺は得意だった野球で選手となり今まで育ててきた母に恩返しがしたかった…
けどその夢は叶わなかった
事件が起きたのは高一の夏だった
ミーンミンミンミンミーン
そんな蝉の声と青く澄んだ寛大な大空に浮かぶ積乱雲
家族の応援の声や他の部員の声さまざまな声が聞こえる中俺はまっすぐにキャッチャーの友哉の出す合図を見る
次はカーブか…
俺と友哉は中学の時に貰った推薦で第一志望に受かり
毎年甲子園に出ている野球部のある高校に進学した
そして俺たちは一年にしてレギュラー入りをし今県予選の最中だ
そして
8回裏ここを守り切れば…勝って決勝だ…
試合の最後で一番大事なところ
俺はボールを持ち構える
そして自慢のストレートで終わらせようと投げる
バッターがバットを振るがボールには当たらなかった
いつもはそうして試合が幕を閉じる
だけど今回は違った
バチン!
ボールがバットをかすった音がし真っ直ぐに俺に向かってくる
そう判断した俺は手で顔と頭を守った
そして次の瞬間
ドサッと倒れた音がし俺は地面に倒れ込む
友哉の心配して駆け寄ってくる声と足音が聞こえる
"大丈夫"そう言おうとするがボールが当たった腕が痛すぎて声が出ない
痛ェ…
病院にて
画面を見ながらいう医者
は?無理ってなんだよ嘘だよな
母さんがそう医者に聞く
本当は俺もちゃんと聞いていないといけないのに頭が真っ白になって真実を受け入れることに精一杯だった
手術…?受けたら治せる可能性があるってことか?
でも金がかかるんじゃあ…
俺と同じとこを思ってのか母さんは手術にかかるお金について聞く
そして医者の次の言葉に俺は絶望する
は?数百万…?
嘘だろ…そんな額払える訳…
俺は金額を聞いて絶望していると母さんが口を開く
・
・
・
俺は母さんの言葉に耳を疑う
俺は状況が理解できず母さんに向かっていう
そういう母さん
けど…
それからというもの母さんは仕事以外にバイトなどを増やし家に帰ってくることが少なくなった












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。