今日はいつも潮田さんの後ろでサポートしている茅野さんが黒板の前に立って、暗殺を提案していた
そういった寺坂くんの手のひらには対先生弾があった
廊下にいる烏間先生が苦笑いしていることから、茅野さんはとんでもない計画を持ち込んだのだろう
校庭に出ると、そこには何やら工事現場かというくらいの大量の機械と大型な型があった
プリン…爆殺計画…?
なんだか物騒な名前だな…
ドボドボと入れられる謎の液体
タンク付きのトラック…費用がやばそう
そう、僕はこの暗殺に初めて参加しているのである
直接手を振るわなくていいということもあるが…単純にスイーツが好きとかじゃないし
プリンが関わってるから気になったとかじゃないし…
勝手にカミングアウトされた怒りを声にのせて放つ
帰ってきた殺せんせーは早速よだれをダラダラ垂らしている
殺せんせーはスプーンとお皿を両手に巨大プリンに飛びついた
殺せんせーが巨大プリンに夢中になっている間、僕たちは教室で爆弾起爆の準備をしていた
実はプリンの一番奥底に爆弾をセットしているのだ
爆弾の近くに設置しているカメラに少しでも光が入ったら起爆スイッチを押す算段だ
茅野さんが巨大プリンを見ながら突然叫んだ
廊下の窓に張り付いて涙を流す茅野さんを抑える
そこに、爆弾を片手にした殺せんせーがマッハで移動してきた
起爆スイッチの行く当てを無くした竹林くんは少し悔しそうに見えた
みんなで作ったプリンは、今までのプリンより一番美味しかった













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。