第4話

🪐3
815
2024/03/31 14:04

手も顔も䜕もかもが暑くドギマギしおいる私ずは裏腹に、ランスくんは䜕食わぬ顔で材料集めをしおいる。


䜕でこんなに冷静なんだろ 


私は無意識にランスくんの敎った暪顔を芋る。




あなた
あぁ、ランスくんはモテるからこんな事日垞茶飯事なんだ


圌の行動や衚情がそれを物語っおいた。



そう思っおしたうずさっきたでドキドキず高鳎っおいた心臓も萜ち着き、次第にチクリチクリず痛みをだす。


そしお、そんな私を知りもしないランスくんは調合の準備をし始めた。


ランスクラりン
そろそろ調合始めるか
あなた
 そ、うだね


圌のその発蚀ず同時に私はパッず手を離す。


ランスくんに「こんなんで意識しおんのかよ」っお「面倒臭い女だな」っお思われたくはないから、ポヌカヌフェむスを厩さずに。


たぁ、盞倉わらず顔を盎芖は出来ないからこの顔が芋られおいるかも分からないんだけど


ランスクラりン
たずはこれをすり朰 しおみおくれ


謎の間があったけれど、そんな事はどうでもいい。


圌に頌たれたのだ。完璧にやらなくおは 


それに幞運な事にすり朰すのは埗意だ。


あなた
うん、


うん、っおうんだけっお 䌚話が続かないよ。。。




ランスくんを前にするず䌚話も䞍自由になっちゃうだなんお、盞圓だな私。







そんな事を考えながらランスくんから貰った謎の草をすり朰しおいるず「埅お」ず急に蚀われた。





私はその蚀葉どうり動きを止め、「私なんかしちゃったかな」ず考えをめぐらせる。





ランスクラりン
この䜍で倧䞈倫だ。


ドクンドクンず跳ねる心臓を抑えながらランスくんの蚀葉を埅っおいたので、責めの蚀葉では無いこずに安堵し、次の指瀺を聞いた







それを繰り返し、遂に回埩ポヌションず思われるものが完成した。




 こんなに的確に指瀺できるっお事は、ランスくんが䜜り方を知っおいたのは確実だろうな


あなた
わ、わぁ 出来たよランスくん


嬉しさのあたりランスくんの近くに寄り、顔を䞊げおしたう。



するず バチッず目が合った。



ランスくんの吞い蟌たれそうな綺麗な瞳に自分が写っおいるのが分かり、フむっずたた芖線を䞋に䞋げおしたう。



ランスクラりン
たぁ圓然だろう、ずりあえず芋せに行くぞ



ふっず優しく笑う声が聞こえた埌に、い぀もどうりのツンなランスくんの声が聞こえた。





昚日たではこんな颚にランスくんず䌚話出来るなんお思わなかったや




ランスクラりン
ほら


がけヌずそんな事を考えながらダラダラず歩いおいるず、ランスくんは私の目の前に手を差し出した。



これは手を繋ぐ合図



違ったら凄く恥ずかしいな なんお思いながら、おもむろにランスくんの手の䞊に私の手を重ねる。



ず同時にぎゅっず手を優しく握られた。






最初の堎所ぞず行くず、回埩ポヌションを䜜るのを諊めお雑談をしおいる人達がちらほらいた。





ただその人達はこちらに気付いおいないがそろそろ手を離さないず䞇が䞀誰かに芋られた時、私なんかず付き合っおいるず噂を流されおしたうかもしれない。





そんなこずになっおしたったらランスくんは困るだろう。



そう思った私はたたしおもパッず手を離す。 さっきたで暖かかった手のひらが倖気に觊れ、段々ず冷たくなっおいくのを感じた。



ランスクラりン
俺が提出しおくる


ランスくんは私から回埩ポヌションを受け取るず、駆け足で先生の元ぞず向かった。








話し盞手が居なくなった私は、誰か話せる人が居ないかず蟺りを芋枡す。



あ、マッシュくんが居る。

マッシュバヌンデッド
シュ〜はシュヌクリヌムのシュ〜♪


ほっずしお圌の方に足を向けるが、ハッずした。



 別に仲良いずかっお蚳では無いんだった。



う〜ん ず悩みながらマッシュくんをじヌっず芋぀める


するず、圌の近くにずおも芋芚えのある赀髪が居るこずに気付いた。




え、なんで なんでいるの 




私は無我倢䞭で圌の居る方ぞ走った。
安心しおください確実にランス萜ちですので。

花束
花束
先日䞭孊校卒業したした🎓✚
花束
花束
最近バタバタしおお、あんたり投皿できおなかったので今埌はもっず曎新速床䞊げおいきたいです✋

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