あなたちゃんの苗字は白百合です
遅くなりすみませんBy主
youside
会社
あぁ……まただ、そして私に拒否権はない
会社では私は、ロボットだ。
心を無にして、仕事に打ち込む。
嫌だと思ってしうと、辛くなるから…
自分の気持ちは押さえ込む。
カタカタカタカタカチッカタカタ
キーボードの音がオフィスに響く
もう、断るともめんどくさい。
1度断ったことがあるが、その時私が後輩をいじめたという噂を広められた。
だから、断らない。
カタカタカタカタカタカタカタカタ
書類を3分の2終わらせると、時刻は12:00だった。
家で作ったきた塩むすびを食べる。
昼ごはんにしては少ないかもしれないが、私はこれでも辛いほうだ。
トイレに行こうとすると、女子トイレの中から声が聞こえてきた。
さっきの後輩だ。
断ってはいけない。
その言葉が、頭の中で延々と流れる
パチンッ(指パッチン)
猫塚さんが指パッチンをした直後、私の周りは真っ白になっていた。
パチンッ(指パッチン)
……一体どういうことだろう
だが今は、何故か、任せていい気がする……
あっ、なんか、眠気が……












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。