第13話

至れり尽くせり
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2023/10/17 15:56 更新
(なまえ)
あなた
ふぅ…身体冷えてたから
すごく温まったぁ…
お風呂から上がり、着替えにちらりと目をやると、
キヨ猫パーカーとジャージのズボンが置かれていた。
(なまえ)
あなた
こ、これって…
貸してくれる…って事だよね…?
パーカーはサイズがぴったりだったが、
ジャージは丈がかなり残ってしまうので、
一生懸命折ることにした。

ドライヤーを終え、
濡れた衣服を手にリビングへ戻った。
(なまえ)
あなた
ありがとうございました〜…!
キヨ
キヨ
はいよ〜
ちゃんと肩まで浸かったか〜?
(なまえ)
あなた
全身ぽっかぽかですよ〜!
…あ!お洋服、ありがとうございましたっ
キヨ
キヨ
あんなびしょ濡れの服で
寝かせるわけにもいかねぇからな、

やっぱりズボンはでかかったか〜

パーカーはサンプルで貰った時の
レディースサイズのやつなんだよね
(なまえ)
あなた
なるほど…!
それでしっくりきたわけですか…!
キヨ
キヨ
お姉さん納豆巻きは平気?
(なまえ)
あなた
へ…?あ、はい
好き…ですけど
キヨ
キヨ
良かった、
さっきコンビニで買ってきたんだよね

それあげる
(なまえ)
あなた
え!でもそれキヨさんの夜ご飯…!
キヨ
キヨ
遠慮すんなって、
俺よりぜってぇ腹空かせてんだろ
(なまえ)
あなた
それは……
はい…
通知が来てからというもの、
手段探しでいっぱいいっぱいだった事もあり、
食事を取れていなかった。
キヨ
キヨ
トイレは廊下出てからそっちにあるし、
お姉さんが今日寝る部屋はあっちね、

あ、服は乾燥機かけとくから、
適当にその辺置いたままにしといて

俺は風呂行くけど、
勝手に変な場所漁んなよ〜??
台所に置かれていたレジ袋から、
納豆巻きと綾鷹を取り出せば、
机の上に並べてくれた。
(なまえ)
あなた
何から何まで…
ありがとうございます
優しさが沁み、
涙が浮かびそうになるのを必死に抑えた。
キヨ
キヨ
めちゃくちゃ感謝してくれよ〜?

じゃあまぁ、
好きにくつろいでてください
そう言うと彼は浴室へと姿を消した。

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