第3話

14
2025/08/03 06:33 更新
アルフレッド・カーリー
アルフレッド・カーリー
って、ことがあってさぁ?
ナラーシャ・アグネシー
ナラーシャ・アグネシー
わー…こりゃ大変だな
私はこれまでの経緯をナラーシャに話した
ナラーシャ・アグネシー
ナラーシャ・アグネシー
でもレオンハルト・サリマーって超魔法界で有名な人でしょ?
魔法使いの中で5本の指に入るっていう…
アルフレッド・カーリー
アルフレッド・カーリー
そーなんだよ!なんで私!?って最初は思ったけど…
私はナラーシャに向かって微笑む
アルフレッド・カーリー
アルフレッド・カーリー
でも、それなりに楽しくやってるよ。元々整理整頓は嫌いなほうじゃないし
ナラーシャ・アグネシー
ナラーシャ・アグネシー
ま、前向きになってるから良かったわ
キーンコーンカーンコーン…
アルフレッド・カーリー
アルフレッド・カーリー
あ、じゃあ私帰るね。また明日!
ナラーシャ・アグネシー
ナラーシャ・アグネシー
おー。また明日なあー
私はナラーシャに別れを告げ、魔法学校を後にした
しばらく歩き、レオンハルトさんの家に着く
アルフレッド・カーリー
アルフレッド・カーリー
失礼します
ドアを数回ノックし、部屋に入る
アルフレッド・カーリー
アルフレッド・カーリー
うわっ
家の中は想像以上の汚さだった。1日でこんなんになるか?普通…
レオンハルト・サリマー
レオンハルト・サリマー
あー…眠い
レオンハルトさんはゴミの上で大の字で寝ていた
アルフレッド・カーリー
アルフレッド・カーリー
もう!また散らかってるじゃないですか!どうやったら一晩でこんな状態になるんですか?
私はゴミ袋の中に床に散乱しているゴミを拾って入れた
レオンハルト・サリマー
レオンハルト・サリマー
魔法の研究してたら誰だってこうなる
アルフレッド・カーリー
アルフレッド・カーリー
いえ。レオンハルトさんだけだと思います
レオンハルト・サリマー
レオンハルト・サリマー
…なぁ…
アルフレッド・カーリー
アルフレッド・カーリー
はい?
レオンハルト・サリマー
レオンハルト・サリマー
あんたってもしかして魔法使えねぇの?
アルフレッド・カーリー
アルフレッド・カーリー
…!
私は動揺で手に持っていたゴミを落としてしまった
レオンハルトさんは澄んだ瞳でまっすぐ私を見つめる
アルフレッド・カーリー
アルフレッド・カーリー
…実は…
私はこれまでの経緯をレオンハルトさんに全て話した
レオンハルト・サリマー
レオンハルト・サリマー
ふぅん。でも妙だな…
アルフレッド・カーリー
アルフレッド・カーリー
え?
レオンハルト・サリマー
レオンハルト・サリマー
あんたが通ってる魔法学校、あんたみたいなヘタレ魔法使いが入学できるわけがない。上位魔法使いのみ入学できる学校だぞ
アルフレッド・カーリー
アルフレッド・カーリー
詳しいんですね
レオンハルト・サリマー
レオンハルト・サリマー
まぁ…な。で、あんたはいつ頃から魔法が使えなくなったわけ?
アルフレッド・カーリー
アルフレッド・カーリー
えっと…少なくとも魔法学校に入学する前は人並み以上に使えたんですけど…
レオンハルト・サリマー
レオンハルト・サリマー
それで?
アルフレッド・カーリー
アルフレッド・カーリー
私が魔法学校に入学して数ヶ月経った頃でしょうか…
魔法がうまく使えなくなってしまったんです
レオンハルト・サリマー
レオンハルト・サリマー
なるほどね…
レオンハルトさんは何か考えているようだった。神妙な表情をしている
レオンハルト・サリマー
レオンハルト・サリマー
ま、いいや
レオンハルトさんはまた大の字になって眠ってしまった
アルフレッド・カーリー
アルフレッド・カーリー
結局魔法で片付けないんかい
【魔法学校 生徒専用 ホテル】
アルフレッド・カーリー
アルフレッド・カーリー
はぁ
私はベッドに倒れ込む
アルフレッド・カーリー
アルフレッド・カーリー
レオンハルトさん、なんで私の魔法のことなんて訊いたんだろ…
アルフレッド・カーリー
アルフレッド・カーリー
もしかして、私が魔法使えなくなったのって理由があるのかな…
私はしばらく考えたが、考えてもわからないのでやめた
アルフレッド・カーリー
アルフレッド・カーリー
明日も早いから…もう、寝よう…
私は瞼を閉じる
フクロウの鳴き声が静寂な夜に響いたのだった
次の日───
先生
はい。今回、このクラスに転校生が来ました!皆、仲良くしてあげてくださいね
クラスメート
クラスメート
えー?誰だろう?
クラスメート
クラスメート
イケメンだといいなぁ
クラスメート
クラスメート
噂によると、すんげぇ美形なんだってよ
クラスメート
クラスメート
まじで?
アルフレッド・カーリー
アルフレッド・カーリー
(誰だろう)
教室の扉が開き、そこに現れたのは──
先生
はい、じゃあ自己紹介よろしくね
レオンハルト・サリマー
レオンハルト・サリマー
レオンハルト・サリマーです。よろしくお願いします
アルフレッド・カーリー
アルフレッド・カーリー
ええええええええ!?!?!?

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