----------あなたの下の名前side
カタカタカタカタッ…
家のパソコンの前で
ググーっと体を上に伸ばす。
私は珍しく、
やるべき仕事が期日通りに終わらなさそうで焦っていた。
パソコンの設定ができて
ゲームができるようになったことで私は
キーマウをうまく使えるようになりたくて
1人で練習することが増えた。
おかげで気づけば業務が溜まってしまっていた。
ありさかさんとしすこさんのPUBGの配信は明日まで
ありさかさん、バニラさん、
ととみっくすさん、とりばーどさんの
タルコフ配信は明後日まで。
こういう時は家じゃなく外で作業する方が
人の目もあり捗るので、
私はパソコンを持って家を出ることにした。
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----------ありさかside
目が覚めて、時間を確認する。
もぞもぞと布団の中で体勢を変えながら、
二度寝するか…いや寝過ぎだよな…と悩む。
今日は特に予定はない。
あなたの下の名前さんから
ゲームができるようになったとLINEが来て、
「仲間入りおめでとうww 今度何かやろう」
と返事をして3日。
昨日までまだ返事がなかった。
二度寝するよりも返信が気になって、
眠い目を擦りながら起き上がり、LINEを確認する
特に変なことは言ってないし、
忙しいのかな?と片つける。
そろそろ編集の打ち合わせもあるだろうし、
あまり深くは考えていなかった。
夜打ち合わせをする場合、
14時までには連絡をくれることになっているので
今夜の打ち合わせもなさそうだ。
俺は夜の配信に向け少し準備を始めた。
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----------ふらんしすこside
事務所での打ち合わせを終え、
部屋を出てドアを閉める。
打ち合わせも終わったし、
誰か誘って飯に行くか、
飯を買って帰って家でゲームするか悩んでいたその時。
馴染みのある顔に、思わず一度来た道を引き返す。
こんな絶好のチャンスを逃すわけにはいかない。
俺は一旦立ち止まったあと、
すぐに戻って、あなたの配信名に近づいた。
そんな時、タイミングよく
ぎゅるるる〜・・・とあなたの配信名のお腹がなる。
あなたの配信名と
2人で1つのスマホを覗きながら料理を選ぶ状況に、
俺は恥ずかしさと幸せとで溢れかえった。
そんなやりとりをしながら、
俺はなか卯の親子丼を注文して、
到着時間を指定する。
カタカタカタカタッ…
お互い作業を始めて20分
もうすぐでUberが届く、そんな時だった。
一つ案はある。
あるにはあるけど、、
入り口でご飯を受け取った俺ら。
…よし、頑張れ俺。
特に何をするわけでもないのに、
心臓が高鳴って落ち着かなかった。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!