ー 体育館 ー
入学式が始まった。
なんかこういうの久しぶりだし、ドキドキする。
私は周りを見る。
周りには 人、 人、 人…。
人しかいない。
保護者やら、先生やら、他学年の生徒やらで体育館は今にも破裂しそうなくらい人で溢れかえっていた。
良くもまぁ…体育館にこれだけの人を集めようとしたなぁ…。
校長の話なんて無視だ無視。
話長くて何言ってんのか知らん。
文章をまとめるってことをしろよ。
あとなんか…すっげー視線が…集まってる気がするんだよね。
一方その頃、2の1の列。
3の4の列。
ジョセフが言っているであろう女の子を見る。
あぁ、なんだかめちゃくちゃ人に見られてる気がする。
どうも落ち着かないなぁ。
私は時間を確認する。
校長先生の話まだ終わんない…。
もう20分ぐらいたちそうだよ。
あー暇すぎる。
ゲームしたい。
ー 数分後 ー
私はあれからずっとぼーっとしていた。
やっと校長の話し終わった。
と言っても式はまだまだ続くんでしょうね。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!