ri side
そう呟くばどきょー
目線の先には泣いて寝てしまったらっだぁ
そしてらっだぁを守るようにして隣で同じく眠るあなた
らっだぁはともかくあなたはおそらく張りつめた糸が切れたようなものだろう
暫く使ってこなかった家系能力を使いまくっていた代償だろうな。おそらく
脈も安定しているし本当に眠っているだけなんだろうが安心は出来ない
正直、この2人にはヒヤヒヤされっぱなしだからな
そう言って少し大きめの封筒を取り出すステイサムさん
中身を取り出してパラパラと見る
これがあれば。
頭に?が浮かぶスティーブを無視してらっだぁを背負う
そう言うと軽々とあなたを持ち上げるイナリ(重力操作未使用)
ちょっとイナリに逆らえなくなったなこれ
やけに明るい日差しに目が覚める
ふかふかなベッド
ここ、医務室か
体を起こすと隣にはイナリさんが座っていた
あれ、私いつから寝てた?
少なくとも2、3時間くらいか?
言われてから気づく
あれ、めちゃくちゃ体痛い
なんか、こう。筋肉痛のような、そうじゃないような何か
そんな痛みがじんじんくる
思ったよりも早い回復
ならまだ、まぁ良かったのかな
と、言うか....
私の腕の包帯を取り替えながら話すイナリさん
そっか。らっだぁは無事だったんだ
なら。良かった。
少しの間
ポツリと呟いた言葉に反応が返ってくることはなかった
何かを悩んでいるように見えるイナリさんは覚悟を決めたように話しだした
テスト難しい
テスト嫌い
後2日もある(涙)
頑張ります













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!