………はぁ
莉犬、大丈夫でしょうか…
絶対僕に隠し事してますよね……
双子なんですから……
そう……双子なんだから…………
言ってくださいよ……(グスッ
たった1人の兄弟なのに……
僕には……莉犬しか…いないのに………
ねぇ、莉犬……
僕との約束、忘れちゃったんですか……
僕、頼りないですか?
………もう寝ましょう、
グスッ)
眠いから変なこと考えちゃうんです…
おやすみなさい…
僕が気づかなかったのが悪いですよね…
まさか、この約2週間後に…ああなるなんて……
『莉犬!!しっかりしてください!!!』
『ごめんなさい、僕が…気づかなかったからッ…』
『………、……………。』
『ッ…………!そんなこと言わないでください!』
『お願いだからッ!!!!』
『ごめ、ん…ね』
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