第3話

325
2019/11/22 05:05 更新
周りを海と山で囲まれたこの田舎町の坂を勢いよく下り

学校に向かう
海の近くにある客数減少が原因で潰れた商店街

そこの出口にある少しボロめの街灯
2年ぐらい前まではちゃんと機能していて

役立っていたのだけど

今ではもう夜になっても点滅するだけのホラー雰囲気製造機となってしまった





その街灯の前に止まり眺めていると
ス ア ン
ス ア ン
あなた~!!!

おはよ!待った、?
友達のスアンだ

人見知りが激しくていつも私の陰に隠れている

「ミニの彼女ちゃん」です
Me
Me
おはようスアン😊

私もさっき来たばっかりだよ!
ス ア ン
ス ア ン
ほんと?!

ならよかった~!










皆さんもご察しのように

私とミニはこのホラー雰囲気製造機である街灯の下で

キスをした、カレカノでもないのに、ね
2人で仲良く登校をして

同じ教室に歩幅を合わせて向かう
教室に入ってすぐ聞こえる

男子達の騒がしい声
混ざっているけど混ざりきれていない

そんな印象を持たせるようなスタイルと顔面を持ったミニも

その男子達と一緒に遊んでいる
ミニの姿を見るだけで

胸が締め付けられる

プリ小説オーディオドラマ