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第12話

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2024/09/24 03:34 更新
部屋に戻ると手紙が届いていた。
差出人は不明…
でも、すぐにアップルポイズンからだと分かった。何故なら封筒からかすかにりんごのような甘い匂いがしたからだ。
急いで部屋に入り封を切ってみる。
『 親愛なるあなた
今日はとても有意義な時間を貴女と過ごせて夢のようでした。ただ、貴女に不快な思いをさせてしまったのではとそれだけが気掛かりです。
             アップルポイズン 』
(なまえ)
あなた
そうだよね…アップル気にしてるよね…はぁぁぁ…どうしよう…今は面と向かう勇気ないから手紙で返事で勘弁してもらおう…
便箋を探す。机の引き出しに綺麗な百合の便箋を見つけた。
(なまえ)
あなた
これ、使っていいのかな…私に用意してくれた部屋にあったんだからいいよね…
そうしてアップルポイズンに返事を書き始める。
『 アップルへ
昨日は急に帰ったりしてごめんなさい。ホックさんの言葉に何だか心がモヤモヤしてアップルと居るのが辛くなってしまいました。ごめんなさい。   
              
                 あなた 』
夜も遅いけどアップルの部屋の前まで行き扉の下からそっと手紙を入れておいた。部屋に戻ってベッドに体を潜り込ませたがなかなか寝付なことが出来なかった。
コンコン。コンコン。

次の朝、まだ空が薄暗い時間に少し急かすようにノックの音がした。
(なまえ)
あなた
ん…誰…??
アップルポインズン
私です。アップルポイズンです。
アップルポインズン
あなた、こんな時刻にみません。どうしても直接お会いしたくて。
(なまえ)
あなた
どうぞ。
ドアを少し開け部屋に入るよう促す。
アップルポインズン
手紙、拝見しました。
(なまえ)
あなた
……。
昨日よりはマシだけど、まだ、心の準備が整ってないんだけどなぁ…
アップルポインズン
ホックとは何もありませんし、彼女が言っていた内容も正しくありません。
(なまえ)
あなた
でも、泣かされた女の子って…
アップルポインズン
それも正しくありません。
アップルポインズン
私は常に紳士として振る舞おうとしています。それを好意と受け取った女性が全くいなかったわけではありません。ですが、これまでに心動かされた女性は貴女以外にはいません。
アップルポインズン
どうか信じてください。

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