いつか、ボクの友達にあってみたいなと思っていた。
ネットでいられるような、仮の姿で。
ボクじゃない姿で。
いっくんとか、檸檬花師匠とか。いつかは会えたらいいなと思っていた。
そんなこと、出来るハズ無いのに。
突きつけられる現実は無性に悲しくて、虚しい世界だった。
色がついていないような、そんな気がした。
もし、ボクがキミ達と友達だったのなら。「リアル」と言う名の世界で会えていたなら
もっと輝いていたのかもしれない。
ただ、「ネット」で会うのも、悪くはないね。
ボクは考える。人が考えないようなことを
ボクは考えてしまう。キミたちが幻滅するかもしれないことを。
ボクは、なぜここに生まれてきたのだろうか?











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!