第7話

僕の過去___
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2024/02/19 07:38 更新
俺は生まれつき心臓が弱くて、持病を持っていた。
ほとけ
ほとけ
ハァハァハヒューハァヒュー
お父さん
うるせぇな
お父さん
いつもハァハァ言いやがって
お父さん
気持ち悪いし面倒なんだよ!!
ガシャン(物投げつける)
お母さん
貴方、止めてちょうだい!
お母さん
ほら、ほとけ、薬飲みなさい
ほとけ
ほとけ
うん
ゴクン

僕の母はもともと優しくて、病弱な僕にすごく付き添ってくれた。
お父さん
はぁーもうやってらんねぇ!!
お父さん
離婚だ!離婚!!
ほとけ
ほとけ
え?
お母さん
貴方…何言ってるの?
まだほとけは小学生だし…
お父さん
そんなの関係ねぇ!!
ドガボコ
ほとけ
ほとけ
ウグッ、
父は凄い短気で、僕の持病をよく思ってなくて、しょっちゅう僕たちに暴力を振るっていた。

いわゆる虐待、だ…
お母さん
貴方…!
お父さん
口答えすんじゃねぇ!!ほら!離婚届だ!!
お父さん
俺はでてく!
そうして父は出ていってしまった。
お母さん
ごめんね…ほとけ、怖い思いをさせて…
ほとけ
ほとけ
全然…僕の持病が悪いんだし…
お母さん
あ、離婚届に名前が書いてある…
お母さん
あの人は出ていったし…仕方ないわね…
こうして、僕の両親は離婚した
元クラスメイト
お前の両親離婚したんだってなw可哀想ーw
元クラスメイト
お前が悪いんだよw
ほとけ
ほとけ
ち、違…
元クラスメイト
違わねーw
小学校ではいじめられていた…

悪口を言われたりものを隠されたり…
ほとけ
ほとけ
あれ!?僕の教科書がない!!
ほとけ
ほとけ
あ!返してよ!!
元クラスメイト
やーだねw何で返さなきゃいけねーんだよw
ほとけ
ほとけ
うぅ…
元クラスメイト
わー泣いた!!w弱虫ww
中学生のとき…
お母さん
ほとけ、誕生日おめでと!
ほとけ
ほとけ
ありがとう、お母さん…
僕の14歳の誕生日。お父さんが出ていって貧しい中お母さんはプレゼントをくれた。


その帰り道…
お母さん
信号、もうすぐ赤になるよ!急ごっ
ほとけ
ほとけ
ハァハァハァハヒュー
お母さん
え!?大丈夫?とりあえず信号渡ろ?立てる、?
僕は信号のど真ん中でうずくまってしまった

そのとき、


キキーッッッ
お母さん
ほとけっ!
ほとけ
ほとけ
(やばい…僕死ぬのかな…)
僕はギュッと目を瞑った。
ほとけ
ほとけ
あれ…?いたくない?
恐る恐る目を開けると、そこには血だらけになって動かないお母さんがいた。
ほとけ
ほとけ
お母さんっ!!
そう…僕のお母さんは僕を庇って交通事故でなくなった…

すべて僕のせいだ…






ほとけ
ほとけ
もう、やだよ
元クラスメイト
お前の母さん死んだんだってな!
元クラスメイト
それもお前の持病のせいでw
元クラスメイト
可哀想ーw
元クラスメイト
このクラスにそんなやついらねぇ!!
元クラスメイト
お母さんもいない、弱虫なほとけなんていらねぇよ!死ねよ!
ドガボコボコ
ほとけ
ほとけ
うぐっ、やめ、て、よ
僕は両親がいなくなっても中学でもいじめられていた
ほとけ
ほとけ
あぁ、ひとりは寂しいなぁ…
ほとけ
ほとけ
お母さんがいてくれれば…
お母さんが亡くなった後もしばらく、僕はのこった貧しいお金で生活をしていた…
ほとけ
ほとけ
お母さんが唯一の味方…
ほとけ
ほとけ
なのに、僕のせいで…
1人寂しく途方に暮れていた時…


ピーンポーン
ほとけ
ほとけ
ん?誰だろ…
ガチャ
祖母
祖母
貴方が、ほとけくんね?
ほとけ
ほとけ
あ、はい、そうですけど…
ほとけ
ほとけ
(この人だれだろ…)
祖母
祖母
うちの息子が本当に申し訳なかった…あと美由紀さんも可哀想に…
祖母
祖母
ほとけくん…ほんとにごめんなさいねぇ…
これで私を許しておくれ…
ほとけ
ほとけ
まってまって…美由紀ってお母さんの名前だ…
ほとけ
ほとけ
もしかして…祖母ですかっ…?
祖母
祖母
そうよ…あのクズ男の母…
貴方の祖母の優香よ…
ほとけ
ほとけ
あ、えっと…ご無沙汰してます…?
祖母
祖母
ふふ…気を抜いてちょうだい
あの男のように悪いようにはしないわ
祖母
祖母
ほとけくん、美由紀さんが亡くなってから1人で寂しかったでしょう?
ほとけ
ほとけ
は、はい…
祖母
祖母
それから一緒に暮らさないかしら…?
ほとけ
ほとけ
え、いいんですか?
祖母
祖母
そりゃぁね、ほとけくん、まだ中学生だもの
祖母
祖母
それに、私以外に親戚いないでしょ…?
そう、俺の家系は代々運が悪く、病気や交通事故により、生きている親戚はこの祖母しかいないのだった...
ほとけ
ほとけ
じゃぁ、よろしくお願いしますっ!
祖母
祖母
こちらこそ。私はね、あのクズ息子と縁を切ったのよ…..
だから優香って呼んでちょうだい?
ほとけ
ほとけ
わかりました!優香さん!
こうして、僕は優香さんと暮らした
元クラスメイト
死ねよ!!
ほとけ
ほとけ
うぅ…
相変わらず高校でもいじめを受けていたが…
それから月日が経ち大学に進学

入学式の日…
元クラスメイト
初めまして!これからよろしくな!
大学の人は皆んな優しかった…

でも、俺は…
ほとけ
ほとけ
よ、よ、よろ、よろし、よろしく…..
元クラスメイト
あれ?お前、震えてるぞ...?大丈夫か!?
(触ろうとする)
ほとけ
ほとけ
や、やめ、やめて…
ほとけ
ほとけ
(震えてる...?うまく喋れないし...それに、なんかコワイ)
病院にて
赤神
赤神
あーこれは多分、今までの虐待やイジメとかの経験で、軽く人間恐怖症になったんじゃないかな...
ほとけ
ほとけ
え、治らないんですか…?
赤神
赤神
残念なことに...でも、自分の意識で治ることもある...
とにかく、頑張れよ
ほとけ
ほとけ
あ、はい!
ほとけ
ほとけ
(最悪だ..ただでさえ、持病があるのに)
こうして、俺は軽い人間恐怖症なことが発覚した...


初対面の人とうまく話せない…

本当、最悪だ..
ほとけ
ほとけ
優香さん....実は僕、軽く人間恐怖症になっちゃったみたいで…
祖母
祖母
あら、まぁ...今までの辛い経験があったら仕方のないことよね...
本当にごめんね...
ほとけ
ほとけ
いえいえ!優香さんは悪くないんで!!
祖母
祖母
でも...私に何か、できたら良かったのに...本当に何もできなくてごめんなさい...
そのころ、優香さんは80才を超えていて、すっごく弱っていた...
祖母
祖母
私、もうムリみたいね...もっとほとけくんの近くで支えていたかったのに...
ほとけ
ほとけ
そんなこと言わないでくださいよ...!死ぬみたいじゃないですか...!!
祖母
祖母
ふふ…そうね
その夜
ほとけ
ほとけ
優香さんっ!!
母さんが亡くなったあと、支えてくれた優香さん。
寿命でだ...
ほとけ
ほとけ
(本当に、ありがとうございました...今、僕が生きているのは優香さんのお陰です。)
ほとけ
ほとけ
よし、これからは1人で頑張って生きていこう...
俺はそう、心に誓ったのだった…


でも、虐待やイジメ、持病で得た、心の傷は治らないまま…


何度も死にたいと思いながら、大学を卒業して、シクフォニに入ってここまできたんだ..
ほとけ
ほとけ
まぁ、これが僕の過去…
明緒
そうだったんだ…
ほとけ
ほとけ
今生きてるのは優香さんとメンバーのおかげだと思う。
ほとけ
ほとけ
だから…いつかは絶対に言おうと思う…
明緒
うん…!
玲香
玲香
今日は5時に目覚めた!w
玲香
玲香
もうすぐ学年末考査?!嘘でしょ…
玲香
玲香
スクロールお疲れ様でした〜っ!

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