第4話

第三章 影の薄い発掘者と
55
2025/08/10 08:49 更新
ヴィーが帰った後、またこんこんこん、と扉をノックする音が響く。
シェリー
シェリー
アストロ~!
寝ているアストロからの反応はない。
シェリー
シェリー
アストロ…?
シェリー
シェリー
えっと、入るよ~!
がちゃり、と扉を開けてシェリーは中に入ってくる。
シェリー
シェリー
あっ、な~んだ!寝てたんだ!
シェリー
シェリー
アストロ~!
シェリーはアストロに声をかけるが、反応はない。
シェリー
シェリー
…、起きてよ!アストロー!
シェリーはアストロを強く揺さぶると、アストロは呻き声を上げながらゆっくりと起き上がった。
アストロ
アストロ
ん、んん…。誰…?
シェリー
シェリー
私だよ!シェリー!
アストロ
アストロ
あっ、なんだ、シェリーかあ…。
アストロ
アストロ
どうしたの…?
シェリー
シェリー
裁縫の練習でクッションを作ったから貰ってほしくて!
そういうと、シェリーは青い星形のクッションをアストロに見せる。
アストロ
アストロ
わあ…!綺麗…!上手に出来たんだね…!
シェリー
シェリー
うん!ちょっと触ってみてよ!
そう言って、シェリーはアストロにクッションを渡す。
アストロ
アストロ
すごい…!
ちゃんと中に綿が詰まってる…。
それに、抱き抱えやすい形だね。
抱き枕に丁度良さそう…。
シェリー
シェリー
ほんと!?良かった!
じゃあそれあげるね!
アストロ
アストロ
えっ、くれるの…?
ありがとう…!
シェリー
シェリー
どういたしまして!
それじゃあ、私用事があるから、またね!
アストロ
アストロ
あっ、うん!分かった!
シェリーはニコニコと手を振ると、部屋を出ていった。
アストロ
アストロ
…なんだかもう眠くなくなってきたな…。
アストロ
アストロ
でも寒いからベッド出たくないな…。
アストロ
アストロ
…まあ、本でも読んでご飯まで時間潰そうかな…。
アストロは近くにある本を取ると読み始めた。

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