いつもの如く白布の部屋に来たら、開口一番、少し耳を赤くしてそう言われた。
最近、続けてやっていたからか?
だとしても……な。
激しかったのだろうか。
そっちの線の方が濃い気がしてきた。複雑。
唇を重ねてから、薄く目を開けると、白布の表情がなんて言うんだろう、墓穴掘ったって絶対思ってそう。
舌を絡ませて、白布の腰に手をまわす。
優しく、甘く、でも執拗に。
1度唇を離して、またすぐに重ねる。
背中をやめろと言わんばかりに叩いてくるが、それも無視していたら諦めたのか、大人しく抱き締め返してくる。
何分経ったかも何回唇を重ねたかも分からないが、唇を離した時に白布が私の手首を掴む。
押し倒して、そう呟く。
元々こうなればいいなとは思っていたけれど、本当にこうなるとは。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!