目が覚めると、窓から光が差していた。
あれ…どのぐらい寝てたんだろう…
あなたの下の名前「…お母さん?」
体を起こすとベッドの横にお母さんがいた。
私が声をかけるとお母さんは起きた。
お母さん「…あなたの下の名前っ!よかった、あなた丸1日起きなかったのよ!?」
あなたの下の名前「え…」
もう、そこまでになってしまったんだ。
じゃあやっぱり、もう終わりは近いんだ。
あなたの下の名前「…ごめん、お母さん、ちょっと出かけてきていい?」
お母さん「…どうしても、行かなきゃいけないの?」
あなたの下の名前「…うん」
お母さん「…わかったわ、お父さんには言っておくから、行ってきなさい」
あなたの下の名前「ありがとう、お母さん」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
あなたの下の名前「…あっ!パーちん!」
パーちん「…あなたの下の名前っ!大丈夫なのか?」
あなたの下の名前「うん…あのね、たぶん、もうすぐだと思う…」
パーちん「そんな…」
あなたの下の名前「だからね、どうしてもこれ渡したくて」
パーちん「これは…?」
あなたの下の名前「みんなで撮った写真、どうしてもみんなに渡したくて…」
パーちん「そうか…」
あなたの下の名前「それで、他の人がどこにいるか知らない?」
パーちん「三ツ谷なら知ってるぞ、さっきあそこの店にいたぞ」
あなたの下の名前「ありがとう、じゃあね」
パーちん「あなたの下の名前っ、オレは、これが最後だとは思わねぇからな、絶対、また会いにこいよ!」
あなたの下の名前「…うん、きっと」
パーちん「あぁ」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
あなたの下の名前「三ツ谷!」
三ツ谷「あなたの下の名前、どうしたんだ?」
あなたの下の名前「これ」
三ツ谷「これは…写真?」
あなたの下の名前「うん…あのね、たぶんもうすぐ…」
三ツ谷「っ…そう、なのか…」
あなたの下の名前「うん…だから、どうしても渡しときたくて」
三ツ谷「そっか…」
あなたの下の名前「パーちんにはさっき渡したんだけど、他の人どこにいるか知らない?」
三ツ谷「すまん、知らないな…でも、場地なら家にいると思うぞ」
あなたの下の名前「わかった、ありがとう」
三ツ谷「あ、もう、会えないのか…?」
あなたの下の名前「…分からない」
三ツ谷「そうか…でも、オレはいつまでも待ってるからな」
あなたの下の名前「…ありがとうね、三ツ谷」
三ツ谷「あぁ」
あなたの下の名前「ばいばい」
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!