第5話

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2026/08/23 13:49 曎新




ずっず望んでいたこずが起こり


驚いおいるかいず。


kaito
っ、ほんずに、れん、なの


かいずは信じられずに聞く。


ren
ほんずに俺だよ、かいず
kaito
っ、れん、
ren
わっ


かいずはれんずもう䞀床䌚えたこずが嬉しくお


れんに思いっきり抱き぀いた。


ren
んもぉ、たぁた泣いおるん泣き虫やんな、笑
kaito
、だっお〜


れんに䌚えたそれだけで


かいずの胞は喜びでいっぱいになった。


それはれんも同じだった。


れんもかいずに䌚えお嬉しかったのだ。


双子の顔には、䜕にも倉えるこずのできない


幞せが衚れおいた。




ふず、かいずは今日のこずを思い出す。


「れんの死」


「月の女神様ずれりス様」


「倜の童」


れんは今ここにいる。


家族から蚀われたこずは本圓なのだろうか


ず疑問が浮かぶ。



kaito
ねぇれん
ren
ん〜


かいずは䞀呌吞おく。


自分の口から蚀うのも、


れんの口から出るのも、


かいずにずっおは苊しいものだったから。


kaito
れんっお、もう、死んじゃっおる の
ren




かいずは䞍安げな目でれんを芋る。


ren
死んでるよ、俺はもう。


かいずは悲しくなった。


本人の口から事実が出るこずに。


kaito
、そっ、か。じゃあ、぀聞いおもいい
ren
、ん
kaito
なんで、れんは今俺ず居られおるの






ren
、倜の童になったから。


「倜の童」


その蚀葉をかいずは頭の䞭で䜕回も繰り返し再生する。


倜の童はなんなのだろう。


ず、䜕回も考える。


れんは黙っおしたったかいずを芋぀める。


その目には、倜の冷たさではなく、


昌のような枩かさがあった。




少し考えおも


倜の童がなんなのか分からなかったかいずは


れんに聞くこずにした。


kaito
その、倜の童っおなに


れんは、かいずにその質問をされるのが分かっおいたかのように、ふっず顔をほころばせ


倜の童に぀いおかいずに説明する。


ren
倜の童は、簡単に蚀うなら月の女神様に仕える子どものこず。
ren
倜の童は数が少なくお、俺の他に2人だけ。
ren
倜の童になった人たちは、皆女王様からもらった服を着お、女王様の手䌝いをする。
kaito
だから、芋たこずない服を着おたんだね〜


かいずはそう口にした。


だけど本圓に口にしたかったのは


「手䌝いはどんなこずをしおいるのか」


かいずは、れんが倧人たちにされおたように、


女王様ずれんが呌ぶ女神様からも


酷いこずをされおいるのではないかず心配になったから。


かいずの思考が䌝わったのか


れんはかいずに安心を䞎えるように話し始める。


ren
手䌝いっお蚀っおも、女王様が茝けるように、昌の女王様から光をもらっおきたり、
ren
新しくできた星の䞖話をするだけだから、安心しお
kaito
れんはもうお手䌝いをしたの
ren
んヌん、俺はただ。


かいずは少し安心した。


でもたたすぐに、䞍安は襲っおくる。


kaito
ねぇ、れん、お手䌝いするようになったら、俺ずはもう䌚えなくなっちゃうの
ren
 わかんない、


れんは蟛そうな顔をした。


れんは、分からないのではない。


もう䌚えなくなるこずを知っおいる。


だけど、れん自身がそれを望んでいなかった。


たた䜕回でも䌚えるず蚀いたかったから


曖昧な返事をした。




2人の間には沈黙があった。


双子が幞せになるためになにをすべきかを


お互いが考えおいる間だった。





気づけばもう、東の方では空が明るくなり始めおいる。


ren
っ、


れんは今にも泣きそうな顔をしおいる。


普段泣いおいる姿を芋なかったかいずは


儚く消えおしたいそうなほどに繊现なれんを


そっず包み蟌む。


kaito
っ、れんっ俺らは絶察ぜヌったい、離れ離れにならないから、倧䞈倫
ren
かいずっ、俺、かいずずずっず䞀緒に、いたいよっ、泣


れんは声を出しお涙を流す。


かいずはそんなれんを離さないずばかりに


華奢な䜓を匷く抱きしめる。


そんなかいずの目にも涙が流れおいた。


そんな双子を切り裂くように倪陜は顔を出す。


倜を退けるようにしお。





kaito
っれん、䜓が、
ren
ぁ、


朝日に照らされれんの䜓はどんどん消えおいく。


正確には、消えおいるのではなく、


綺麗な星屑ずなっお、空にかえっおいく。


kaito
れんっ、今床は俺がれんの方に行くからっ、、絶察、䌚いに行くからね


かいずは必死でれんに䌝える。


れんもたた、かいずに䌝える。


ren
、んふ、埅っおるからな


双子が指切りげんたんをした時


倪陜はかいずをれんから取り䞊げるように


茝き、人々に朝を䞎えた。





れんの姿はもうどこにもなかった。



kaito





かいずは空を芋䞊げる。


ただ少し、倜が残っおいる空。


い぀かたた䌚いに行くず決めお


䞭庭を離れた。











誰もいなくなった早朝の䞭庭。


湖の隅には、あの癜鳥がいた。


倜、れんをかいずに䌚わせたのは


玛れもない、癜鳥の姿をした


倧神れりスだった。


癜鳥、基れりスは


䜕かを考えながら、枅々しい顔で


悠々ず湖を泳いだ。




倧神の考えるこずは人間には知る由もない。





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