リノヒョンが帰ってから何分が経っただろうか。
僕は1人、動けないでいた。
ハニが僕の元へやってきた。
あぁ、ヒョンはハニに相談したのか。
いや、メンバー全員知っているのかな
ハニは心配そうな顔で覗き込んでくる。
僕らは2人で、海を眺める。
アイドルが恋愛することについて相談しようと思ったけど、しても僕が望む答えは言われないだろう。
きっと、ハニは肯定する。
否定してくれなきゃ、僕は自分の答えに自信が持てないから。
だから相談してはいけない。
正論すぎて、何も言えなかった。
普段怒らないハニがこんなに大きな声を出すことにも、衝撃を受けた。
ハニは僕の背中に手を回して、静かに歩き出した。
歩いていると涙が滲んで、月がぼやけて見える。
涙を拭ってくれるハニの顔は笑顔で、でもどこか寂しさを含んでいた。
そういえばこちら作りました〜👐🏻
ぜひ!!♡














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。