第6話

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2023/04/15 11:00 更新
スンミニに突き放されて早一年。

俺は、まだあいつへの想いを捨てられずにいた。

いまだに浜辺へ向かい、星空を眺める。

月を見上げて笑う君は、本当に美しかった。


なぁスンミナ、知ってる?

俺お前と仲良かった頃にもらったネックレスも、Tシャツもまだ大切に取ってあるんだよ。

毎晩思い出すんだよ。

毎晩ここまで関係が崩れたことを後悔してるんだよ。
また今日も、と浜辺へ行くと、いつもはいないのに背中が見えた。

遠くからでもわかる、スンミニの背中。

なんかものすごく小さくて、抱きしめたくなった。
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...ぁ、
思わず声が出ていたらしく、サッと振り返ってきたスンミニ。

その顔にははっきりと拒絶の色が見られて。

案の定、少しでも歩み寄ろうとするもんなら帰っていってしまった。

引き止めても、無視をして走って帰る君。


スンミナ、お前は何を考えているの?
その日から、スンミニは明らかに元気がなくなった。

俺のせいだなんて痛いほどわかった。

あまりにも元気がなくて心配で、部屋に入ると逃げられた。

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もう...無理なのかな、
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ひょん、
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ハナ...俺もう、
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諦めないでよ、ヒョン。
hn
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伝えなきゃわからないでしょ、?
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でも、
hn
hn
でもじゃない。
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はい...
スンミニの涙を見ることが増えた。
hn
hn
ヒョン、ちゃんと聞いてあげてくださいよ。
hn
hn
好きなんでしょ。
ハニに言われたから、たくさん話しかけてみた。

その度に顔を歪め、また涙を一粒こぼすから。

強引に浜辺へ連れていった。
ひたすら拒絶されて、ついに涙までこぼし始めたスンミニ。

安心させたくて、少しでもその悩みを知りたくて、抱きしめる。

すぐに振り解かれ、逃げられそうになった。

でも今日の俺は違うから。

手を引っ張り、もう一回腕の中に収める。

細かく震える君に、どうやったら近寄れるのだろう。
方法なんてわからなくて、ただ想いを伝える。
返ってきた答えは、"嫌い"の一言。


そっか、そうだよね。

嫌いな人から迫られても、怖いよね。

俺は諦めて、帰ることにした。


道中、止まらない涙。

三日月は、まるで俺を笑っているかのよう。

僕の道を照らしてくれることもなく、ただそこに存在しているだけ。
偶然、チャニヒョンに遭遇した。
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ひょんっ...
bc
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リノ。
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辛いです、ッ
チャニヒョンは何も聞かずに、その大きい背中で抱きしめてくれた。
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さあ、帰ろっか。みんな待ってるから。
久しぶりに手を引かれる。


宿舎へ着くとハニが駆け寄ってきたが、俺とチャニヒョンが手を繋いでいるのを見た瞬間顔を歪めた。
hn
hn
なんで...?
hn
hn
ヒョン、スンミニは...
諦めたように笑うと、ハニも諦めたような顔をした。
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リノ、ゆっくり休みな。
ヒョンに促され、部屋へ行く。

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