第23話

『 2 2 . 』
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2024/07/02 13:18
















黄倉
えぇっと、何の事ですか……?













俺は率直に聞いた









知っていると言えば正解だったのかは分からないが



あまり先輩に虚言を吐きたくないな、と思ったから。














紫崎
お前、変な事注ぎ込んだか?















先輩に俺の答えが伝わっている気がしないような、



目的語の無い問いを俺に掛ける














黄倉
……っあ、あなたにですか、?












紫崎
んだよ、分かってんじゃん




















変な事…………







その言葉に当てはまらないと思っていたが



あるとしたら、まぁ、あの作戦だろう……。

















紫崎
で、お前、あなたに何言った?










黄倉
あ〜っと…………


















…………言えん、!!







先輩本人に言えんよ、!!!










俺が気まづそうに先輩から視線を逸らしたが、


それでも先輩の圧は伝わる程だった

















紫崎
みこと君、何教えたの?

















先輩やめて、!!!





先輩の笑顔の圧が1番怖いんよ、!!!













でも、あなたの為に言えんの、!!






俺よ、耐えてくれ__________!!






































あなたside














私はベッドの上で寝転びながら本を読んでいると



優しいノック音が響く












紫崎
入んぞ〜









あなた
へぁっ、?!















私が返事をする前に兄は部屋に入ってき、



思いもよらない事で、私の肩は大きく跳ねた
















紫崎
はい、ベッドの上に座ってください
















兄は、ベッドを指差して言う












…………あの、にこにこし過ぎて怖いんですけど、











私はそう思いつつ、彼の指示通りに座ると



彼は私の椅子に座る
















あなた
あの、ご用件は……?












紫崎
……やっと元に戻ってくれた。
















私は数秒考え、はっ、と先程の言動を思い出す










私は、彼がいつもと違う雰囲気だったので



思わず動揺して口調が元に戻っていた事に気づく
















紫崎
……なんで、冷たかったんだよ、
















彼は何かを訴えるように言った








ごめんなさい、お兄ちゃんっ………………














N E X T .

















アンケート いぇい






ゆずり
え、やばい



ゆずり
後先何も考えてないんですが……




ゆずり
とりあえずアンケ、!!








アンケート

今後の展開
全て打ち明け、付き合う
82%
誤魔化して、まだ片思いを拗らせる
18%
投票数: 60票










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