ガラガラ…
目を開けた時どこか分からなかったけど、
すぐにどこなのか分かった
同時に辛くなった
気分が落ちている時にリノヒョンが来たのかなって
思ったけど、リノヒョンじゃなく僕のお母さんで
僕はお母さんが僕に抱きついて来ると思ったのに…
あぁ、裏ではこういう人だったなと思い知らされた
リノヒョンの前とか色んな人の前だと
優しいキャラを演じてる
そう、"演じてる"んだ
ほんとにそういう人間なわけじゃない
"周りに迷惑をかけるな、私にも"っていう感じ
そういう感じなの、忘れてた
正論を言われて僕は謝るしかなかった
僕はもう泣きそうで耐えられなくて
医者達がくるボタンを隠れて押そうと思ったら
僕の行動が見抜かれてた
リノヒョン…早く帰ってきて…
と視線をお母さんじゃなくドアの方を見ると
リノヒョン、ずっと僕と別れたがってたの?
パリンッ
リノヒョンが買ってきてくれたお花、花瓶
それをお母さんの方に投げた
でも、やっぱりお母さんの方には投げられなくて
お母さんの足元当たらないぐらいの所に投げた
ガラガラ…













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!