第5話

5話⋆☾·̩͙꙳
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2024/07/04 03:32
炭治郎side





あの子からはずっと、強い花の匂いの中に、













かすかに、、





















偽っている匂いがしたんだ








なんでかはわからない



ただ、それは、悲しい匂いでもあった






























鬼殺隊に入っているのに最終選別を受けた理由も








しのぶさんに教えてもらっていたのに甘露寺さんの継子になった理由も












どうして偽っているのかも





何もわからない







だから、




竈門炭治郎
竈門炭治郎
もっと話してみたいなぁ〜、、
我妻善逸
我妻善逸
え!なに!誰と!!炭治郎が珍しい!
竈門炭治郎
竈門炭治郎
あぁ、この前血だらけで倒れてた子いただろ?
竈門炭治郎
竈門炭治郎
その子がなんか不思議?な感じでさ
我妻善逸
我妻善逸
え!女の子!!?俺もはなしたぁーーい!










((ちなみに今は機能回復トレーニングの時らへんです











竈門炭治郎
竈門炭治郎
あはは、、
竈門炭治郎
竈門炭治郎
あ、俺トレーニング行ってくる!善逸も伊之助もそろそろ来いよ!!
我妻善逸
我妻善逸
うわぁぁーーん!やめようよ、たんじろーー!!
竈門炭治郎
竈門炭治郎
じゃ!!














神崎アオイ
神崎アオイ
お待ちしておりました
神崎アオイ
神崎アオイ
それでは本日も始めましょうか
神崎アオイ
神崎アオイ
今日は特別にもう1人来るそうです



ガチャ






(なまえ)
あなた
ごめーーん!おまたせ!!
竈門炭治郎
竈門炭治郎
え、あなた!?
(なまえ)
あなた
あ!たんじろー!!ひさしぶり!
竈門炭治郎
竈門炭治郎
う、うん!久しぶり!!
(なまえ)
あなた
あ!お!いーー!!



ぎゅーー



神崎アオイ
神崎アオイ
ちょっあなたっ!!
神崎アオイ
神崎アオイ
いきなりやめて!!
(なまえ)
あなた
もぅーーあおいったら!
うれしいくせにぃー!!
(なまえ)
あなた
久しぶりに私にあえて嬉しいでしょ??
神崎アオイ
神崎アオイ
べ、べつにっ!そんなことないから!!
(なまえ)
あなた
ふふっ、あおいは可愛いねぇ〜♡♡
竈門炭治郎
竈門炭治郎
あ、あの!2人はどういう関係なの??
(なまえ)
あなた
あおいは私の姉みたいな妹みたいな友達みたいな存在!!
(なまえ)
あなた
小さい頃によく遊んでくれたの!!
神崎アオイ
神崎アオイ
そうですね、あなたは私よりも前にここに引き取られているからそんなかんじです
竈門炭治郎
竈門炭治郎
2人は仲良しなんだね!!



やっぱり不思議だ...






嘘ではないけど、偽っている気がする









(なまえ)
あなた
あ!わたし、トレーニング始める前にしのぶ姉さんに会ってくる!!
(なまえ)
あなた
先に始めといて!!
神崎アオイ
神崎アオイ
わかったわ!行ってらっしゃい!





















竈門炭治郎
竈門炭治郎
あおいさん!あなたってどういう人なんですか?
竈門炭治郎
竈門炭治郎
俺まだよくわかんなくて...







神崎アオイ
神崎アオイ
そう、、ですね
神崎アオイ
神崎アオイ
う〜〜ん、 元気で優しくて美しくて、みんなを照らす太陽みたいな、暖かい人、ですかね...
神崎アオイ
神崎アオイ
私にはない強さを持ってる、、私にとってもカナヲにとっても恩人みたいな人です。
竈門炭治郎
竈門炭治郎
恩人...?
神崎アオイ
神崎アオイ
実は、わたし、最終選別には受かりましたが、それから先いざ鬼を目の前にすると怖くて戦いに行けなくなったんです
神崎アオイ
神崎アオイ
その事で怪我をして運ばれてきた隊士たちから非難の言葉を沢山浴びせられました





あぁ、そうか、、




だからこの人からはいつもどこか申し訳なさそうな、自分を責める匂いがするんだ








神崎アオイ
神崎アオイ
そんな時、あなたが隊士たちに向かっていったんです。
















神崎アオイ
神崎アオイ
あおいがいなかったらお前らとっくに死んでたぞ       って
神崎アオイ
神崎アオイ
どんなに強い柱だって怪我をすることはある。そんな時、手当てしてお世話してくれるのはあおいたちでしょ?
神崎アオイ
神崎アオイ
手当てしてくれる人がいなかったら柱だってとっくの昔に死んでるよ
神崎アオイ
神崎アオイ
あなたがそういってくれてから隊士たちからの非難の言葉はなくなり、感謝されるようになりました、
神崎アオイ
神崎アオイ
あの子は幼い頃からそこらの隊士より強かったし、柱の人たちとも仲がよかったから誰も何も言えなかったんです。
神崎アオイ
神崎アオイ
あなたは昔っからそんな、正義感の強い、優しい子です




竈門炭治郎
竈門炭治郎
そう、なんだ...
竈門炭治郎
竈門炭治郎
そんなことが...
竈門炭治郎
竈門炭治郎
でも、俺もあなたと同じこと思うよ!任せて!!俺があおいさんの思いを戦いの場に持っていくから!!







あぁやっぱり、すごいなぁ



かっこいいなぁ






自分よりも年上の人にそんなこといえちゃうなんて...













竈門炭治郎
竈門炭治郎
あなたはあおいさんのこと、大好きなんですね!
神崎アオイ
神崎アオイ
えぇ?そうかしら...!?
竈門炭治郎
竈門炭治郎
そうじゃなきゃ自分よりも大きい人を相手にそんなこと言いませんよ!!
神崎アオイ
神崎アオイ
そう、でしょうか...
神崎アオイ
神崎アオイ
そうかもしれませんね...!! ((照






俺ももっと強くならなきゃ!!



禰豆子を、みんなを守れるように!!!!









神崎アオイ
神崎アオイ
あ、でも、あの時から雰囲気が少し変わった気もしますね...
竈門炭治郎
竈門炭治郎
?あのとき??














(なまえ)
あなた
ごっめーーん!お喋りしすぎちゃった!!




神崎アオイ
神崎アオイ
あら、あなたにしては早かったじゃない
(なまえ)
あなた
ちょっ!あおい!!私そんなにおしゃべりじゃないわ!!
神崎アオイ
神崎アオイ
自覚ないの?
(なまえ)
あなた
!!
(なまえ)
あなた
もーー、ひどい!!
神崎アオイ
神崎アオイ
ほらいじけてないで、さっさと始めますよ!!





(なまえ)
あなた
はぁーーーーい、、



















変なとこだけど、1回きります!





『花を憶わすような人』をお読みいただきありがとうございます!!



作者の小鳥遊えるです!





これからどんどんあなたちゃんの過去を載せていくので是非ご覧ください> < ♡

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