俺は真っ暗な中、ひとりきりで歩く
何も見えない。聞こえるのは自分の声だけ。
ここは本当に夢?もしかしたら誰かの個性かも?
_____少し歩いて気がついた。
この感覚はこの超人社会に来る前。
刑務所に収容されるよりも前。
クロノアさん、しにがみくん、トラゾーとPKST団を結成するよりも……前?
頭がフワフワしてて浮いているようで。
何も考えられなくて、真っ暗で周りが何も見えなくて。
______あれ?
…なんで、なんで。どうして……?
なんで俺、何も思い出せないんだ…ッ!!
わかんない、どうすれば…!!
大切な記憶だった筈なのに…何もわかんない…!!
やっと楽しくやってきた筈なのに…
これじゃまた息苦しくなってくるだけじゃんか。
俺は……ッッ
なんであんな大切な記憶を忘れたんだよ……!!!!!











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。