第4話

緊張
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2022/04/25 12:53 更新
ジェイド・リーチ
ん……
朝。

目が覚めたと同時に、トレイさんの事が頭に浮かぶ。


朝支度をしている時も。
フロイドと話している時も。
授業を受けている時も。
寮で仕事をしている時でさえも。

ずっと考えてしまう。
ジェイド・リーチ
(今日はなんだか疲れました……。)
ジェイド・リーチ
(そう言えば副寮長会議はどこでするんでしょう……)
ジェイド・リーチ
(困りましたね……)
ジェイド・リーチ
…………あっ
ジェイド・リーチ
(トレイさん。)
目の前を彼が通り過ぎる。

きっと会議に向かっているのだろう。
彼も同じ副寮長を務めていますし。

ついて行けばいずれ会議をする場所へ着くかも知れません!

気づかれないようにしましょう……
トレイ・クローバー
(スタスタ……)
ジェイド・リーチ
(コソコソ)
トレイ・クローバー
(ガチャン)
ジェイド・リーチ
(ここですか……)
ジェイド・リーチ
(ガチャ…………)
ん……?目の前に誰か居まs…………
トレイ・クローバー
わっ!(驚かす)
ジェイド・リーチ
わッッッッ?!
トレイ・クローバー
っはは。
やっぱりジェイド俺の後をつけてたな?
ジェイド・リーチ
い、いやつけていた訳では……
恥ずかしくて思わず嘘をついてしまう。
トレイ・クローバー
そうなのか?なんだかすまない……
ジェイド・リーチ
いえ、大丈夫ですよ。
トレイさん……意外と鈍感ですね……?
ジェイド・リーチ
会議をする場所はここで合っていますでしょうか?
トレイ・クローバー
あぁ。合ってるよ。
もうすぐ始まるはずだ。
ジェイド・リーチ
そうですか、間に合って良かったです。(ニコッ)
…………………………

この会議が終わった後……
もうすぐですね…………。

こんなに緊張しているのはおかしいですよね。

ただお茶会をするだけなのですから…

でも僕にとっては大事な予定なんです。


だって、好きな人と居られるんですから。

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