💛るぅとside💛
『何があったのかは聞かないから』
『話したくなったら聞いてあげる』
そうころちゃんは言った
雨の音で聞こえてないかもしれない
雨が止んだりして聞こえるかもしれない
色々と入り交じる中、僕は口を開く
そう言うと雨は強くなった気がした
僕が悪いことを再認識する
ころちゃんはそれだけ言って僕を傘の中に入れた
そうだよ、あなたは僕の嫌いな人
ころちゃんを…親友を取った悪い人
自分でも悪者だと思う
でも悪者扱いは嫌だ
変な矛盾が僕をぐちゃぐちゃにする
僕が取る行動…?そんなの…
そう言って僕に傘を渡して走り出す
みんな…僕を置いていくの…
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引き止めるなーくんを引き離すように家を出る
本当は1人なんて嫌なんだけど
なーくんの前ではあまり泣きたくない
なーくんも泣きたいんだから
私だけ泣いたら…なーくんが辛いでしょ…
一人で涙を雨に流す
うるさい…うるさい雨の音
暖かいな…
ころんくんの腕の中…
そして…暖かかったころんくんの腕から離れる
え?私が…るぅとくんを…?
ううん…るぅとくんは怖いだけだもん…
ドキドキなんて…
しない…はず…
ドキドキ…してないもん…
好きなんかじゃない…












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!