旅館に戻り、深夜の貸切風呂タイム。
「よし、最後の競技だ!温泉湯かけ大会やろ★」
「球磨くん、それはマナー的にどうなんだ」
熊野が心配そうに言う。
「貸切だから大丈夫だ!さあ、始めるぞ!」
広い温泉場で、五人が桶で湯をすくい、投げ合う。もちろん、お湯の温度には気をつけて。
「とりゃー!」
「甘い!」
「阿武隈くん、背後だ!」
笑い声が温泉場に響き渡る。
最後は全員びしょ濡れで、湯船に浸かりながら大笑い。
「いい旅行だね」球磨が満足そうに言う。
「本当に、最高だよね」熊野が同意する。
「こんなに楽しい旅行は久しぶりだよ」
乔图がオレンジの髪を撫でながら微笑む。
多摩「明日は観光だね」
阿武隈「まともな予定でほっとした」
「何言ってるんだい? 明日は温泉街探検と、おみやげ屋での買い物競争だぞ?」
全員「ええええ!」
こうして、四万温泉の夜は更けていった。
翌朝、五人は朝風呂に入り、美味しい朝食を堪能。
「やっぱり温泉旅行は最高だね」
球磨の言葉に、全員が頷いた。
思い出に残る、最高の温泉旅行だった。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!