第46話

ハッチャン
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2023/10/01 16:16 更新
《ハッチャン視点》


ゆっくりと家の扉を開けて
蜂山
蜂山
ただいま、
と言う。
呼ばれてリビングに入れば、怖い顔をした両親がいた。
ここに居たくない、逃げたい。
なんとか気持ちを奮い立たせて謝罪を口にする。
蜂山
蜂山
連絡せずに出て行って、迷惑かけてごめんなさい。
蜂山
蜂山
あと、いきなり何を言ってるんだって思うだろうけど、友達と一緒に住むことになったので、この家から出て行きます。
父親
どういうことだ!
やはり悪い奴らと関わっているのか。
父親の言葉に唇を噛む。

確かに髪を金髪にしたり、夜の8時ぐらいまで遊び歩いている日もあったが、髪染めは校則で禁止されているわけじゃないし、8時の帰宅は許される範囲内でしょ。
だからといって悪い奴と付き合ってるとか決めつけないでよ。

反論を飲み込んで両親に向き直る。
蜂山
蜂山
一緒に住むことになった人達は本当に良い人だよ。
それにもう決まった事だし、2人が反対しても行くから。
父親が手を振り上げる。
殴られる。と思わず歯を食い縛るがその手が振り下ろされる事はなかった。
父親
勝手にすれば良い。
そう言って父親は自分の部屋に入り、
「ガチャ」と鍵を閉めた。
するとずっと黙っていた母が静かな圧を放ちながら話しかけてきた。
母親
高校にちゃんと行って、良い成績を出して。
本気なら出来るわよね?
蜂山
蜂山
はい。絶対に怠らないでやります。
母親
じゃあ、もういいわ。
あ、でも二週間に一回ぐらいは顔を出しに来てね。
蜂山
蜂山
うん。
蜂山
蜂山
行ってきます。
重いカバンを持って、母に別れを告げ、皆のもとへ向かう。
取り敢えず当分の目標は成績を取ることだな。
本当の友達も出来たことだし、クラスの嫌な奴らとはさっさと縁を切ってしまおうじゃないか!
ニヤニヤと上がる広角をそのままに皆に電話をかける。
蜂山
蜂山
もしもし、こちらハッチャンです。
ねろちゃん
ねろちゃん
「もしもし。ど、どうだった?」
蜂山
蜂山
了承得たよーー!
 
電話の向こう側 
(ねろちゃん・らんちゃん・しうねさん・アベレージ・瀬戸・なつぴょん)



《視点無し》
プルルルル プルルルル
みさとらん
みさとらん
で、電話かかってきたよ。
ねろちゃん
ねろちゃん
だ、誰が出る?
瀬戸あさひ
瀬戸あさひ
ねろちゃんしかいないでしょ。
ねろちゃん
ねろちゃん
え、でも、、
アベレージが受話器を取り、ねろちゃんに持たせた。

ねろちゃん以外のメンバーは固唾を飲んでねろちゃんの方を見ている。
蜂山
蜂山
「もしもし、こちらハッチャンです。」
ねろちゃん
ねろちゃん
ど、どうだった?
蜂山
蜂山
「了承得たよーー!」
ねろちゃん
ねろちゃん
良かったぁー。
5人は受話器から微かに聞こえたハッチャンの声とねろちゃんの言葉で結果を確信した。
しうね、なつぴょんはホッと胸を撫で下ろし、
アベレージはLINEでメッセージを送り、
みさとらんと、瀬戸はねろちゃんから受話器をもらいハッチャンに「良くやった!」と声をかけている。

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