※エイプリールフールネタ
2日遅れすいません💦是非見ていってください!
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今日はエイプリールフール。
つまり、嘘をついてもいい日だ。
…………一年に一回しかないこの日。
イベント大好きのこの俺が何もしない訳が無いじゃん?
____と、言う事で今日は優太に仕掛けていこうと思います。
とは言っても、カップル定番の嘘はやっぱり「別れよう」ドッキリとかになってくると思う。
だが前に一悶着あったのもあって、俺ももう「別れる」なんて言葉は嘘でも使いたくない。
だからこれは却下。………てか多分別れようって言ったところで、今俺たちは誰も付け入る隙がないくらいにラブラブだから嘘ってバレちゃう。笑
てことで、つく嘘はそれ以外にしよう。
午後にネタばらしすればいいって聞いたし、午前は沢山嘘ついちゃお。
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───────俺が最初についた嘘はこれ。正直どうでもいい嘘ではあるけれど、最初はこんなもんだよなきっと。笑
あまりに唐突過ぎて優太に一瞬バレたかとも思ったけど、多分優太は気づいてなさそうな感じだったからセーフかな。危ない危ない。
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………うんうん、今のところ順調。
優太全部良い反応してくれてるし嘘だとはバレてなさそうだ。
つい調子に乗ってしまう。
───────こうして、この後も暇さえあれば思いつく限りの嘘を並べた。
─────────そして、そうこうしている内に時刻は正午前。
…………やばい、もうすぐで嘘つける時間が終わってしまう。
嘘をつく事が出来る一年に一回のこのイベントが終わる、と思うと何だかもったいなくて、もうとりあえず最後に1番の大きな嘘をつく事に。
_________もちろんこれも嘘。
優太どんな反応するかな〜〜……
────まさか、優太から想定外の言葉が返ってきた。
────────え、優太ナンパされたの?
どこの誰かも分からない女の人に?
──────分からない、え、優太も嘘だよね?
だってエイプリールフールだし、もしかしたら優太もそれを知ってて言ってるかも、だよね…、
急に不安になってしまって、優太の顔を覗き込んで返答を待つ。
___________だが。
─────────これは、ほんとのやつだ。
更に時刻はもう既に12時を回っていた。つまり、もう嘘をつく時間は終わり。
だから優太が言ってるのは本当の事。
うわぁ………優太、ナンパされたんだ。
…………可愛い、女の人達だったのかな……優太もそう思ったの、かな…。
___________今朝までは最大限に上がっていたはずの気分は、突き落とされたかのようにどん底まで落ちた。
───────優太side
大飛がナンパされたらしい。
………………まあ、嘘なんだろうけど。笑
なんせ今日はエイプリールフール。
大飛は朝から原付を買っただの何だの、可愛らしい色々な嘘をついていた。あいつこういうイベント本当好きだよなぁ。笑
俺は、今日がエイプリールフールなこともしっかり把握していたから大飛が最初に言った、原付を買ったの話題の時にはもう気付いてた。
だけど、せっかくだったら乗ってあげようかなって。
楽しそうに嘘を言う大飛が可愛くて、次はどんな嘘つくんだろうと微笑ましく見守っていたのだが。
12時を回る頃急ぎ足でこちらへ向かってきた大飛に、随分ぎりぎりまで嘘つくな〜 笑 と愛しささえ感じながらも待っていると、その内容は「ナンパをされた」というものだった。
今までとはまた違った系統の嘘に一瞬ドキッとしたが…………いや、嘘…だよなさすがに。
まあ、わざわざ午前に言おうと急いでいたあたり嘘なのだろう。
______だからここで、少しいい事を思いついた。
流石にやられてばっかではいられないからね。
────────大飛にやられた分の''嘘返し''、ではなくこれは本当の事だ。
実は昨日街を歩いていた時に、数人に声をかけられた。多分俺が佐藤優太だと言うのは知らずに。
まあもちろん、その人達には微塵も興味無いし直ぐに断らせてもらったのだが、嘘がバレていないと思っている大飛にちょっとした仕返しとして、この事実を利用させてもらうことにしたのだ。
________そして案の定、その事実を伝えると大飛はぴしっと固まって動かなくなった。
ナンパされたのが本当の事だと分かると、大飛の表情はみるみるうちに曇り、そしてあわあわと焦りだした。
………既に大きく落ち込んでいる大飛を見て、ちょっと悪いことしちゃったかなぁと思いながらも大飛の動向を観察していると。
大飛はしばらくした後、俺の腕を心細そうに掴んでボソッと呟いた。
───────大飛は、そう言いながらのそのそと座っていた俺の前までやってきて正面から抱きついてきた。
俺の服に顔を埋めてぐりぐりと頭を寄せながら、とにかく隙間なく引っ付いてきている状態。それには絶対に離れないという強い意志が感じられる程。
……………これ不安にさせちゃったな。笑
その様子はまるで外出前に駄々をこねる子供のようで。
………流石に可愛いにも程があるだろ。
…やっぱ大飛って所々で可愛さ爆発するよな〜。
あまりの可愛さに、ここが撮影部屋だった事をすっかり忘れていた。
だけど今日くらいまあいいか笑 と思いながら他メンバー3人の声は無視して、そのまま大飛の頬にキスをした。
たまには嘘つくのもありかな〜なんて思いながら。笑


















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!