第29話

後日談:1 ~報告~
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2021/12/20 12:05 更新
───想いが通じあったあの後、俺たちは家に帰ってそのまま俺の家に一緒に泊まった。
··········あ、なんもしてないからね?
今のところちゃんと健全だからね?…




·····まあ、そんな事は良くて……俺は今日、ひゅうが達に付き合った事を報告しに行く。
これは昨日、優太と話し合って決まった事だ。
ひゅうがには長い間、色々と相談乗ってもらってたし、なんだかんだゆうま達も見守ってくれてた感じするし。このまま黙っておくのはきっと違うだろう。
感謝の気持ちも含めて、伝えに行こうと思う。
ちょっと照れくさいけれど…笑




──本当はもう少し昨日の余韻に浸っていたいけど…残念な事に今日は普通に撮影もある。
撮影あるしどうせならということで報告をする事になった訳だ。
·····まあ結局は優太と一緒にいれるから良いんだけどね…



やまと
やまと
··········。。
ゆうた
ゆうた
···············なににやけてんだよ?
やまと
やまと
えっ…?
気付かないうちに口角が上がっていたらしい。
優太の事を考えるだけでこれだ。
これは今日の撮影ちょっとやばいかも。笑
やまと
やまと
·····優太との事考えると勝手になっちゃうんだよね…笑
ゆうた
ゆうた
··········お前…。
‌ ‌ ‌ ‌ ‌ ‌ ‌ ‌ ‌ ‌‌‌‌ ‌



やまと
やまと
(!·····あ、まただ。)
優太昨日からよくこんな顔するんだよな。なんか耐えてるみたいな。なんだろね?

まぁ熱出てて辛いとかじゃなさそうだしいいか。
やまと
やまと
·····あぁー。もうそろそろ家出なきゃかぁ。
ゆうた
ゆうた
そーだな。·····なんかあんの?
やまと
やまと
·····んー。付き合った事報告しにいかなきゃだし、撮影あるからしょうがないけど…
優太と2人じゃなくなるの、ちょっと寂しいな…みたいなっ。笑
想いが通じあったことで、俺も大分素直に本音を言えるようになった。
優太にちゃんと伝わってればいーな。
ゆうた
ゆうた
っっ…。

····お前っ、ほんとやばい
やまと
やまと
っえぇ?


───だが瞬間、優太の目付きが変わった。

え?と思う間もなく トン、と壁においやられ、指を絡ませてきた。


やまと
やまと
·····ゆ、、ゆう、た??


──やばい、近い。
胸の鼓動がどんどん大きくなっている。
だって、流石にこの距離は…
ゆうた
ゆうた
お前、そういう発言ばっかしすぎ。
やまと
やまと
·····んぇ?あ、ご、ごめ…
ゆうた
ゆうた
無理。これはお前のせいな。
やまと
やまと
えっ………?



──優太の顔が近づいてきて、反射的に目を瞑る。
しばらくして 数秒間、唇に柔らかい感触があった。







·············え?············嘘でしょ…?キス、された?


ゆうた
ゆうた
本当はもー少し待とうかなって思ってたけど。
可愛すぎる大飛が悪い。
·····それに、これでしばらく寂しくないだろ?
やまと
やまと
っっ··············。




·····俺は正気を保てているのだろうか。

茹でダコのように真っ赤になってしまった顔を隠そうとしても、指を絡ませてきているので何も出来ない。



やまと
やまと
ゆ、ゆうた、ちょっと。無理…恥ずかしい、から。
ゆうた
ゆうた
ん?キスすんのが?
やまと
やまと
…ちょ、、ちょっと、キスって言わないで…。

もう、完全に思考が停止している。
このまま焼けてしまう気すらしてきた。大丈夫だよな?
耳も首元も、完全に赤く染まっているだろう。




ゆうた
ゆうた
なんで?嫌なの?
やまと
やまと
っっいやじゃ、ない、けどっ。
ゆうた
ゆうた
じゃあいいじゃん。もっかいする?
キス。
やまと
やまと
···············もうっっ。。。




───ダメだ、完全に面白がってる。
ゆうた
ゆうた
…ほら、どーなの?
やまと
やまと
······························うぅ…。
ゆうた
ゆうた
‪w‪w‪w
うそうそ。ほら、事務所行くよ。
やまと
やまと
っぁ、ちょっと…


急に絡ませていた指をほどいて、玄関の方へ向かっていく優太。

ほんとずるいな、優太は。
結局俺が惑わされてばっかりだ。いつか絶対仕返ししてやる、と誓った。





────────────────────────

そんなこんなで事務所についた。
彪雅が先に事務所にいたので、さっさとしてしまおうと、早速報告した。






やまと
やまと
·····と、いうわけで…
やまと
やまと
優太と、恋人になりました。
ひゅうが
ひゅうが
‪w‪w‪w‪w‪w
やまと
やまと
っおい!?何笑ってんだよっ!
ひゅうが
ひゅうが
いやいや‪w‪w
絶妙に緊張してるやまとおもろいなって‪w
やまと
やまと
なんだそれ!
ひゅうが
ひゅうが
‪w‪w‪w
··········それにしても、、
遂にかぁ。長かったな、ほんと。笑
やまと
やまと
うん。ずっと相談乗ってくれてありがとう。
ひゅうが
ひゅうが
おー、大したことじゃねーよ

優太も。ほんと良かったな
ゆうた
ゆうた
うん。ありがとひゅうが。
ひゅうが
ひゅうが
おぉー、優太らしくないぞ?笑
ゆうた
ゆうた
わりぃかよ。笑
やまと
やまと
·····ちょ、ちょっと!
もうこれ以上だめでーす。優太は俺のだもん。


優太と彪雅の会話なんていつもの事なのに、
つい嫉妬してしまって優太の手を引き、こちらに引き寄せた。
ひゅうが
ひゅうが
おいおい、バカップルかよ‪w
だるいだるい‪w‪w
ゆうた
ゆうた
笑笑



───3人で戯れていた所で、ゆうまとあっちゃんも事務所に来た。




あむぎり
あむぎり
おつかれ〜
ゆうま
ゆうま
お疲れ様でーす
ひゅうが
ひゅうが
2人ともおつ!
やまと
やまと
お疲れ様〜
ゆうた
ゆうた
お疲れ。
あむぎり
あむぎり
·····なになに、どうしたの?3人で。
ゆうま
ゆうま
なんかあったんですか〜?
ゆうた
ゆうた
··········。えっと、俺から言うわ。
あむぎり
あむぎり
??
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
ゆうた
ゆうた
····大飛と、付き合った。
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ






あむぎり
あむぎり
·····えぇぇぇ!!ついに?!!!!
ゆうた
ゆうた
··········え?
ゆうま
ゆうま
何があったんですか??!
2人ともおめでとうございます!
ゆうた
ゆうた
··········え?



2人が大体知っていたという事は優太だけが知らないらしく、関係について驚くことをしていない2人に優太の方が驚きを隠せないようだ。




あむぎり
あむぎり
いやぁ。ついになんだね。
もうずっと前から明らか両思いだったでしょ。笑
ゆうま
ゆうま
分かりやすかったですね。笑
ゆうた
ゆうた
··········っっはぁ?!!知ってたの?!
あむぎり
あむぎり
うんうん。
ゆうま
ゆうま
当たり前ですよ
ゆうた
ゆうた
··········まじか…。
やまと
やまと
おぉー驚いてる優太可愛い〜




────ちょっと仕返しのつもりだった。


ひゅうが
ひゅうが
お、形勢逆転?‪w
ゆうた
ゆうた
··········大飛?お前知らないぞ?
やまと
やまと
今は皆いるから安全地帯だもんね〜
ゆうた
ゆうた
···············お前覚えてろよ。
やまと
やまと
きゃぁー優太怖い!ひゅうがたすけてっ!
ひゅうが
ひゅうが
おい!こっち来んな!優太の目見ろよw
絶っ対巻き込むな‪w
ゆうた
ゆうた
·························。
やまと
やまと
…え?優太…?


何故か優太の様子がおかしい···································。











───あ、これはやばい。




ひゅうが
ひゅうが
ほーら、言わんこっちゃない。笑
やまと
やまと
優太·····?ちょっと落ち着いて?ごめんって。
ゆうた
ゆうた
···············。


無言でこっちに向かってくる優太。
完全に怒ってんなぁ。これは結構まずいかも。




ひゅうが
ひゅうが
こんな優太久しぶりに見たわ。
もー大人しく受け入れろ、やまと。笑
やまと
やまと
ちょ、ひゅうがぁ!たすけ…
ゆうた
ゆうた
大飛。
…ここは安全地帯、だっけ?
やまと
やまと
····················へ?
今日の朝の様にじりじりと、でも確実に、壁に追い詰められる。
けど、朝とは明らかに違う。
ゆうた
ゆうた
そんなん分からねーよな。
やまと
やまと
ちょ…



ひゅうが、ゆうま、あっちゃんはもう気にせずに自分の作業に戻ろうとしている。

え、味方居ないの?俺の。






ゆうた
ゆうた
·····お前が悪いからな。
やまと
やまと
っっごめんってぇー!!!
ひゅうが
ひゅうが
‪w‪w
どんまい‪w










────この後、俺は二度と優太を煽らないと決めたのであった。

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