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第8話

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2026/03/20 10:00 更新





  “ 一緒に帰る ? ”

  
  幻聴かと耳を疑った 、一度しか

  話したことの無いやつと一緒に帰る ?

 
 



lrn
 えっと …… 、 
あなた
 私がぜーんぶ話題出すから ! 





  彼女はこう自信満々に言った .


 
  話題を出してくれるなら 、と思って

  一緒に帰ることにした .




























lrn
 なんで誘ってくれたん ? 
あなた
 せっかくだしと思ってさ 
lrn
 … ふーーん 




  女子ってそういうもんなんか 、なんて

  一人心の中で思っていた .






あなた
 ローレンくんはさ
 暇な日とかあるの ? 




  暇な日 、そんなの毎日だけど .

  
  俺には友達も親も居ないからな .








lrn
 まぁ 、あるけど 
あなた
 ならさ 、今度二人でどこか 
 お出かけに行かない ?










lrn
 …… は? 






  またもや自分の耳を疑った 、

  幻聴なのか ?





lrn
 出掛けんの ? 




  こう問いかけると 、彼女は

  はっ とした顔をして慌てていた .




あなた
 あ 、嫌だったらいいんだよ 、!? 
あなた
 よく距離の縮め方がおかしいって 
あなた
 皆に言われてたから 、多分 
 ローレンくんもびっくりしたよね 
lrn
 あー 、そうなん …… 





  幻聴では無かったっぽいが … 

  確かに距離の縮め方がおかしくはあるか .



あなた
 まぁ … この話はやっぱり 
 なしで ! ごめんね




















lrn
 あー 、いや 、いいよ 
lrn
 … 俺ずっと暇だし 





  …… あれ 、なんでだ .


  

  俺は無意識のうちに姫野と出掛けることを

  約束してしまっていた .



  別に姫野と遊びたいとか 、特別な感情が

  あるとか 、そんなのじゃねぇのに .






あなた
 えっ 、 






  姫野はさっきよりも目を見開いて

  俺を見ていた .





lrn
 出掛けんだろ ? 






  こう言うと 、姫野は

  目をきらきらと輝かせて口を開いた .






























あなた
 …… うん ! 
















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