第6話

『 静かな笑顔 』
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2025/11/26 03:53 更新
(なまえ)
あなた
桜河さん⋯すみません、鍵が開いていたので、少しだけお借りしていました
桜河 こはく
桜河 こはく
ええよ。気にせんといて
⋯それ、わしらの映像やな。熱心やな、あんた
(なまえ)
あなた
はい。メンバーそれぞれの動きの癖とか、ファンの方の反応とか
何度か見直したほうがいいかなっと思って
(なまえ)
あなた
桜河さんの動きは、いつもすごく綺麗で、魅入っています
桜河 こはく
桜河 こはく
⋯あんた、そんなとこまで見とったんか
(なまえ)
あなた
はい。プロデューサーとして、できることは少ないかもしれませんが
桜河さんの魅力を最大限に引き出したいと思っています

そう語るあなたの下の名前の横顔は

レッスン室の控えめな照明に照らされて

どこか神秘的でさえあった

その視線が単なる仕事の評価ではなく

純粋な尊敬と好意を含んでいることに

こはくは気づき始める


桜河 こはく
桜河 こはく
(わしのこと、よう見てくれとるんやな⋯)



桜河 こはく
桜河 こはく
なあ、プロデューサーさん
桜河 こはく
桜河 こはく
今日の練習、ちょっと疲れたわ
⋯あんたのその静かな笑顔を見とったら、なんか落ち着くわ
(なまえ)
あなた
お役に立てていれば、嬉しいです
桜河 こはく
桜河 こはく
⋯感謝するわ。
ほな、そろそろ施錠の時間やし、一緒に戻ろうや




こはくは、自分の頬が熱くなっているのを感じた


































































































桜河 こはく
桜河 こはく
(あかん、もうこれ、ただのしごと相手やないわ⋯)

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