¦月目
月を見ていた。
自分にとってあなたは道を照らす光で、星で、
... いつしかその姿は月になっていて。
だからこそ何故あの時 ... 彼女がヴィランになり、
あの人に「絶対悪」と言われて
ああいう選択をしたか。
嘘だと思った。自分が自分じゃないみたいで、
わからなかった。
何も、... 何もかも。
歪な形をした月は自分にとっては
完璧で、手放したくない、
夜の世界の全てだったのかもしれない
今日は消えそうな満月で、
明日にはきっと欠けてしまう。
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*その時幻影が決まって言うのだ
*「なんで君は、ずっと_____」
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幻影と一緒に今日も月見をしている
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*幻影月見。
*・・・月すらも、
もう幻影なのかもしれない
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。