お、お邪魔します…
私は放課後にエースくんの部屋を訪ねた

あ、先輩!いらっしゃい!
へぇ…エースくんはデュースくんと同室なんだね…

まぁ…あいつ、真面目すぎる時もあって少しめんどくさいけど…
何か、エースくんの気持ちもわかる気がする

え?
うん、何かね、リドルくんみたいに真面目すぎるよりもさ
いつも笑ってて、ちょっとかっこ悪いって感じの方が好きかな、私はww
ふふ、と静かに微笑む

(本当にそう言うとこなんだよな…先輩は…////)

先輩、俺のベットに腰掛けてていいですよ。床じゃ硬いし、
うん、ありがとう(^^)
私はエースくんのベットに腰をかけた
ねぇねぇ、エースくん。

何ですか?先輩。
昨日の私の話聞いてどう思った?

帰るって話ですか
そう、その話

うーん…
エースくんは少し顔を顰めている

俺、そう言うの上手く言えないけど、シンプルに悲しかったです
え…

せっかく先輩と会って仲良く出来たのに、お別れなんて寂しいじゃないですか

俺はもっと、先輩と思い出作りたかったけど?
…///??
なんだか彼の笑顔が光って見えた気がする
今までよりも一番素敵な笑顔
私も、もっとみんなと思い出作りたかったけど…
あのね、私、エースくんだけに話すことにする

え?
私ね、亡くなった義兄とある約束をしてるんだ
私は深く目を閉じて言った
私ね、義兄が死ぬ間際に言われた
『俺の弟に会いに行って』って

弟?
うん。他の人ならどうでもいいじゃんとか思うけど、わたしには大切な約束なの
兄曰く、深い理由があるんだって
でも、約束を果たす前にここの世界に来ちゃって…
私の頬に一筋の涙が流れるのがわかった

先輩、泣いてますよ…無理しないでください…
ううん、大丈夫。私にとってね、兄は唯一の存在だった。義母と義父に虐待を受けていた私をいつも支えてくれた
兄の言うことは守らなきゃ。だって、兄がいなかったら私はもう死んでたかもしれないのに
本当は…本当はずっとここにいたい!!でも、兄を裏切ることもできない!約束したから、兄の弟くんに会いに行くって!
私はその場に泣き崩れた

先輩…
エースくんはそんな私を優しく抱きしめてくれた
(ああ…暖かい…)
(もっとここにいたかったなぁ…)
私はしばらくして落ち着いたらエースくんの部屋を出て自分の部屋で荷造りをしていた
(絶対に…お母さんとお父さんが殺された真相も突き止めなきゃ…)
next⤵︎
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編集部コメント
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