第5話

🤔
50
2024/04/29 10:55
場所は又アパートの一室に戻って
あなた
後30秒···
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ピピピピと体内時計が
鳴ったような気がした。






そして、其れと同時に
異能を発動させた。
あなた
異能力『二十面相』
(なまえ)
あなた
よし、無事に変装も出来た···!!
(なまえ)
あなた
···却説、行こう···
うん、コミュ障にとっての地獄武装探偵社へ···





うぅ···太陽が眩しい···
普段から引きこもってるせいで耐性がない···
1日1回なら未だしも···
2回目は流石にきつい···

こんなことなら日常的に外出てれば善かった···
と深く後悔した
(なまえ)
あなた
うぅ···

耐えられなくなり
周りには沢山の人がいるというのに
その場に座り込んでしまった。

そんな私を気にすることなく
何も無いかのように
歩いてくれている歩行者モブ達には
心の中で少しばかり感謝していた。
···大丈夫?

声からして少女だろう。
その少女が私に態々声をかけてくれた。

私はゆっくりと顔を上げ
「気にかけてくれてありがとう」
と云おうとした。
(なまえ)
あなた
···ぁりがとぅ···

其れに反して出た声は
蚊の鳴くような声よりも小さく
「聞こえないんだろうな」
と思って申し訳なくなった。
···どういたしまして。
(なまえ)
あなた
···

真逆、あんなに小さい声でも
聞こえてるとは
思っていなかった。
顔にこそ出ていないが
内心···結構驚いていた。
···日陰の方に移動しよう。
そッちの方が善くなるかも。
(なまえ)
あなた
···ゎかッた

そう返事をして日陰の方に
移動しようと立ち上がった。
其の時、少女の顔が目に入った。
(なまえ)
あなた
···みは···











そう云いかけて身体に
限界がきて倒れてしまった。

倒れる直前、
曖昧な意識の中
見たのは和装に首からガラケーをかけた少女
(なまえ)
あなた
···鏡花ちゃん···
泉 鏡 花
!!
✍️
は い .ᐟ‪
夜 更 か し し た お か げ で 眠 い で す ね .ᐟ ‪.ᐟ
···‪ は い と っ て も
皆 さ ん は ち ゃ ん と 寝 ま し ょ う ね ··· .ᐟ ‪.ᐟ ‪.ᐟ‪

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