私はこの物語の主人公。鈴野未光。
中学3年生。受験生だ。
私の家庭内は崩壊している。母、父は何にも話を聞いてくれない。強く言ったら暴力をしてくる。ご飯もまともに食べれていない。友達もいない。
もう誰に相談したらいいの、、、、。
私には夢がある。世界で活躍できる音楽家だ。
でも親に言っても「あんたにはできないよ」「そんなの無理無理」
反応されるばかりだ。
もう夢は叶えられないよ、諦めようかな、
ある日私は精神的に限界がきた。一人で公園に行き、ブランコに座って一人で泣いた。
そんな時知らない女の子が隣に座った。
そこから変わる私の人生。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!