“アパートの一角まで来て”
“隣の部屋に入っていったあの人”
🐶side
なんと言い表したらいいのか分からない
まさか…隣だったなんて
……いや、なんで今まで気づかなかったんだ?
引っ越してきた時は…挨拶しに行って…
………いや、いなかったんだ、隣は
外出してて、それで……次の日にしようと思ったけど居なくて…
……つまり、はじめて顔を合わせた…と
まじ頭バグりすぎて変なことしか言えないのどうにかして…!
恥ずかし…
でも、だって…挨拶できてなかったんだもん
こういうのって早めに言っとくのが大事…じゃないの?
ケタケタと笑うあの人……リノさん
こんなに笑ってるの見た事なくて…
…なんて言うか……新鮮?
絶対モテるタイプだ、性格除けば(
気分良さげに階段を上がって、扉の奥に消えたリノさん
……僕も早く帰って続き書かなきゃ
今日は、何となく書ける気がする
プルルルルルッブチッ、ツーツーツー
…編集長、絶対怒ってる…
僕の担当ってヨンボクさんだよね…
あの人は優しいからきっと許してくれるだろうけど…
ううう、最悪……
ピーンポーン
やったぁ
食料確保できた!
明日またお礼言わなきゃ…
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。