天は激しく頭を抱える。
天が叫んでいると、急に幼い女の子に話しかけられる。
天は次々とバルーンアートを作っていく。
女の子に手品を見せていると、親らしき人が駆けつけてくる。
迷子になっていたようだ。
「ありがとうございました。」
少女に手を振ると、ため息をつく。
天は帽子やステッキを片付ける。
天は…もう1度…逃げた道を見る。
あの後、琥珀はどうなったのだろうか、
あくやみだらが介護したのだろうか。
天は荷物をまとめると。空を見た。
星も月もない…真っ暗な空。
天は前を向くと、歩き出した。
もう振り向かない…3人には悪いが
独りで…ショーをし…想いを見つける。
そう決心したんだ
ポロッ……ポロッ………
目からは涙が止まらない。
まるで…心から、勝手に自然と流れているようだ。
まだ…終わりたくない…みんなと、
天は涙を拭くと、家に向かって歩き出した。
もう、後悔……しない。悔やまない。
誰とも頼らない。僕は
壊れた人形のように…虚空に向かって
笑ったのだった________。
ルカは消えかけた紫色の窓の隣にある。
ピンク色の窓に手を触れた。
テーマ書き下ろし曲
















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。