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第3話

『2』時間
29
2024/04/13 07:26
シュウ
シュウ
やばい!やばい!まだ家に帰ってないこと
バレる!!
走って家に全力で帰っていると、
前から
カイト
カイト
シュウ?
というカイトの声が聞こえた。
シュウ
シュウ
あ、あれ……カイト……
カイト
カイト
シュウ〜?
朝日が昇るまで練習すんなって言ったよなぁ?
シュウ
シュウ
あ、えっと……そのぉ……
カイトに公園であったことを言った。
そしたらカイトは
カイト
カイト
かわいい女の子かぁ……
俺も会ってみたいなぁ……
シュウ
シュウ
カイト……実は変態だったり?
カイト
カイト
そんなわけ笑
カイト
カイト
……まぁ朝日が昇るまで練習すんなよ?
わかったな?
シュウ
シュウ
はい
カイトと何気ない会話をした後
思いっきり走って家に駆け込んだ
シュウ
シュウ
ただいまぁ……
一人暮らしのものだから
ただいま〜って言っても帰ってこないんだよね……
シュウ
シュウ
家に帰ってきたのはいいものの……
あの少女のことが気になって夜も眠れない……
夜にしか現れないのか?
シュウ
シュウ
あぁもう!なんであんな可愛い子が
練習一緒にしようよってなるんだよ!!
シュウ
シュウ
はっ!今日の夜またあの公園に行ったら
また会えるのかなぁ!
シュウ
シュウ
行きたいけどぉ……
カイト
カイト
夜が明けるまで練習すんな
シュウ
シュウ
あぁ、カイトが怒ってしまう……
シュウ
シュウ
今から行ってみるか
公園
シュウ
シュウ
……
10分もこの公園にいるけど……
シュウ
シュウ
誰もいない……
誰もいないし、あの子もいないし……
しかも眠たいし……バイトもあるし、
シュウ
シュウ
バイト……どうしよっかなぁ
バイト、バイト……
バイトって言っても、金イクラ集めて
何するんだろう……
シュウ
シュウ
やることないなぁ……
すると後ろから霧がかかったような声がした
見知らぬ少女
見知らぬ少女
ねぇ
見知らぬ少女
見知らぬ少女
また来たの?
シュウ
シュウ
うわっ!あ、あぁ……君か……
見知らぬ少女
見知らぬ少女
ビビりだねぇ……
シュウ
シュウ
……ねぇ
シュウ
シュウ
名前なんて言うの?
見知らぬ少女
見知らぬ少女
な、名前?何の話?
少女は何も言わない。
ずっと自分の名前を隠したまま
シュウ
シュウ
……名前……無いの?
見知らぬ少女
見知らぬ少女
んー、覚えてない!
名前で呼ばれたことないからさ!
シュウ
シュウ
(名前で呼ばれた事ない?)
見知らぬ少女
見知らぬ少女
あっと、親に呼ばれちゃった!
見知らぬ少女
見知らぬ少女
(*>∀<)ノ))またねー
少女はまた行ってしまった……
シュウ
シュウ
……あの子……何者?
モブイカ
あの子……一人で喋ってる笑笑
モブイカ
ホントだ笑笑
シュウ
シュウ
なんだアイツら。
ブーっとカバンからスマホが揺れた。
スマホをカバンから取り出すと
通知が来ていた
シュウ
シュウ
おう、Limeからメールが。
シュウ
シュウ
あれ?カイトから?珍しいな……
シュウ
シュウ
何何……
カイト
カイト
『話したいことがあるのと、バイトサボんな』
シュウ
シュウ
うわ!バイト忘れてた!
大急ぎで駅に走り、バンカラ街へと行くのであった……
クマサン商会
シュウ
シュウ
すみませーん!遅れましたー!
カイト
カイト
何やってたのー?
もしやあの子にあってきたの?
メロ
メロ
え?あの子って?
シュウ
シュウ
いや、なんでもない……
ハナ
ハナ
えー?聞かせてよ!
シュウ
シュウ
むぅ……バイトするよ!
ハイハイ!ツナギに着替えろー!
ハナ
ハナ
シュウ……
メロ
メロ
顔に出てるよ……
シュウ
シュウ
はっ?!
カイト
カイト
アハハっ!
もうっ、早くヘリ乗るよ〜
ハナ
ハナ
ハイハイ
メロ
メロ
うい
シュウ
シュウ
(顔に出てたの?!
全然気にしてなかった……)
次回もよろしくお願いします(*^^*)
あとスポットライトしてくれた人
ありがとうございます!(´▽`)

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