マレウス様だけ一人にしちゃったので長めにしますごめんなさい(土下座)
*
ブチギレです。
周りは自分に怖がるのに、怖がらず関わってくる貴方がやられた瞬間殺気立てます。
その殺気を感じ取ってその場に来たリリアが落ち着くよう言い、保健室へ…と思いきや
リリアが魔法で治してくれました。
ただそれはあくまで毒を消しただけ。
リリアは保健室へ、マレウスは授業が終わり次第寮長会議へ向かいます。
ドアを開けてもそこにはまだ一人もいません。
大人しく一人座って待っていると、ヴィル、リドル、アズール……と次々やってきます。
ようやく全員集まり、会議開始。
マレウスはずっと黙っており、外は雷。
全員が「不機嫌だな」と淡々と思っているのを気にしておらず、話を聞いてました。
学園長が「それで…」と声を上げ、「ドラコニアさん、どうしたんですか」と聞けば
サラッと事があったことを伝えます。
イデアは唖然して「え、拙者の寮生……???」と思考停止していますがそんなのも気にせず、今していることを伝えれば
と二人が反応
他三人は各々
と反応。
マレウスが「…今度時間を取ろうと思うんだが、どうだ?」と聞けばその場の皆は
目を細めて口角を少し上げて、一言言います。
一気に天気が晴れて学園長は一息吐いて、「全く…。」と口では言いますが表情は嬉々としてます。←
あなたを守れるからか、あなたのために動けるからか
しばらくは機嫌が悪くなることは無かったとか。
ー後日談ー
室内が光って、学園が少し揺れたとか。
おや、皆柔らかい表情で帰ってきましたね。
なのにエースやエペルは少しばかり硬い表情です。
…犯人?
さぁ…。今頃きっと、天を泳いでますよ。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!