第3話

溜息
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2026/02/19 14:36 更新
やってしまった……
まさか自分が人前であんなにも泣いてしまうだなんて
おもわずため息が溢れる
家入硝子
なーに
ため息なんて吐いてんの?
この人は家入硝子さん私の一つ上、先輩だ
あなた
……実はですね
私は、禪院直哉様との結婚が決まっていること
キスを迫られたこと、目の前で泣いたことを話した
家入硝子
ふーん、アンタも苦労してんだね
御愁傷様
あなた
しょ、硝子先輩……!!
硝子先輩、なんて優しいんだろう
それに比べて五条先輩、夏油先輩ときたら
五条悟
ははっは
夏油傑
駄目だよ悟笑っちゃ
可哀想だろう
夏油先輩、本当にそう思っているなら
今すぐ笑いを止めてほしい
家入硝子
あなたって男運悪いの?
先輩二人はコレだし
家入硝子
婚約者は禪院家の中でも特に
悪評高い禪院直哉だなんて
あなた
うぅ…
やっぱりそう思います?
五条悟
いやいや、俺は良いでしょ~
超モテ男だし
家入硝子
アンタに騙された奴には
同情するよ
五条悟
あ"ぁ?
夏油傑
まあ落ち着いて悟
硝子の言うとうりなんだしさ
五条悟
はぁ!?
お前らケンカ売ってんのかコラ
なんだかんだ言って先輩たちって本当仲良いよなぁ
なんて呑気に考えていると
後ろの方で今一番会いたくない人の声がした



直哉said 
あなた
直‥哉…さん?
どうしてここに?とでも言いたげな顔をして
震え声でそう俺の名前を囁くあなたちゃん
ホンマかわええなぁ
五条悟
ええ~
マジで?
周りの三人は……五条悟と、、
他の奴はなんや?
禪院直哉
悟くんやん
久しぶりやなぁ
夏油傑
悟、彼と知り合いなのかい?
五条悟
そりゃまあ、相手も御三家だし?
顔ぐらいは見たことあるよ
小声でなにやらブツブツと話をする悟くんと黒髪
ま、今日はそんなことどうでもええ
あなた
うわっ
俺はあなたちゃんの腕を掴みこちら側に引いた
禪院直哉
そんじゃあ一緒に帰ろか
五条悟
待てよ
五条悟
何人なにひとの後輩に手ぇ出してんだよ
嫌がってんだろーが
もう片方の腕を掴みそう言う悟くん
ホンマウザい男やな、
禪院直哉
はぁ…溜息
禪院直哉
そっちこそ何人なにひとの嫁に手ぇ出してはるん?
さっさと離してや
睨みながらそう言葉を放していると
斜め下から声が
あなた
五条先輩、ありがとございます
でも私大丈夫ですから
そう張り付けた笑顔で
禪院直哉
な、あなたちゃんもこう言ってることやし
早よ手離したってや
五条悟
……チッ


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