あなたは、奇病を知っていますか?
奇病とは、珍しい病気の事を言います。また、原因や治療法が分かっていない奇病もあります。
ここでは、その奇病にかかった患者様のカルテとその方の日常をご紹介しましょう
ちなみに私、蒼兎は医者として出ます
蒼兎(あおと) 医者
奇病専門病院の医者
個人で動いていたりもする
自身が奇病にかかっていることもあり奇病にとても詳しい
〈かかってる奇病〉
・忘愛症候群
(愛する人に関する記憶をなくす。)
○治療法『愛する人の死』
・トロイ
(消えたいと思うと少しずつ体が消えていく。最終的には、存在ごと消えてしまう。)
○治療法『自分の存在を認めてもらう事』
・求愛症候群
(愛に飢えている人がよくかかる。愛を求めて好きな人、大切な人にとても執着する。)
○治療法『愛する人の死』または、『自分の死』
・悲笑病
(悲しい時、苦しい時に泣けなくなり、笑ってしまう。)
○治療法『自分が悲笑病だという事に気づいてもらう事』
・アニマル症候群
(自分の好きな動物に少しずつなってしまう。最終的には自我は消える。)
○治療法 無し
明都(みんと) 医者
奇病専門病院の医者
自身が奇病にかかっていることもあり奇病にとても詳しい
〈かかってる奇病〉
・瞳遷病
(自分の気持ちによって瞳の色が変わる。)
〈目の色〉
普通→黄緑
喜び→ピンク
怒り→赤
悲しみ→水色
驚き→オレンジ
怯え、恐怖→黒
不安→紫
○治療法 無し
・天使病
(天使の羽が生える。不幸を吸収して成長する。成長した時に、痛みを感じる。)
○治療法『最高の幸せを知る』
・辛傷病
(辛く感じると、体に傷が付く。)
○治療法『幸せになる』
裏琥(りく) 医者
奇病専門病院の医者
自身が奇病にかかっていることもあり奇病にとても詳しい
女装男子
〈かかっている奇病〉
・吸血病
(血を見ると血が欲しくなる。血を飲まないと貧血になる。進行すると吸血鬼になる。)
○治療法 無し
・リバース症候群
(思ってる事と言っている事が逆になったり、感情が逆になったり、症状は人それぞれ。
裏琥は、思ってる事と言っている事が逆になる症状。)
○治療法 無し
・悪魔病
(悪魔の羽が生える。不幸を吸収して成長する。)
○治療法『天使病の人と話し、幸せになる』
では、どうぞ
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!