起きて顔を洗い、着替えようとクローゼットを開ける
中等部からの繰り上がり組は
式の翌日から高等部の制服に変更
ということになっている。
理由は昔編入組と繰り上がり組との見分けがつかないと
保護者からのクレームが入ったからとか…
だから、少し面倒くさい仕組みになっている
中等部と高等部の制服が違うのは
指導がしやすいようにとの事。
まぁ、最近の中学生と高校生の
見分けは付きにくいからな…
納得してしまう
思わず口に出してしまうほどには
可愛い。
膝下5cmの校則も守ると可愛さが
半減してしまうため2回程折る
目立ちたくは無いが、かと言って
可愛くなりたくない訳では無い。
スカートなんてもん世の女子学生は
皆おってるし、別に大丈夫だろう。
なんて思いながら鏡の前で全身のチェックに入る。
制服がどんなに可愛くたって、
この髪と目元じゃなんとも
言えなくなってしまうだろうが
まぁ、いいだろう
そうこうしてると、今日も
🔔 ‹ ピンポーン
という呼出音がなる。
あれ、もうそんな時間?なんて思いながら荷物を持って
棒付キャンディを口の中に入れて
玄関の方に向かう
靴箱の全身が映る鏡の前で今日も唱える
🚪 ‹ ガチャ…
と言い硬直する もちは
相変わらずキチッと制服を着ていて
今日から部活動があるからか
「必勝」と書かれたお守りをぶら下げている竹刀袋を
肩にかけていた
そう言い、学校へと歩き始める
今日のもちは何処がおかしい。
いつもはもちが話題を降ってくれるのに
今回は黙り込んでいる。
どうしたんだ?なんて思いながら
無言は少し気まづいので
話を振ることにした
わかんないって…w
といつものように笑い始める
もち 。
良かった…と思っていると
ヒントは?と催促し始めた
棒付キャンディを口の中から出す際に
チュッ……と小さく音が鳴った
それをみると もちは
と言い再び飴を口の中に戻す
とそっぽを向く。
ちょっと からかい過ぎたかな?
笑ってくれるかと思ったのになー…
なんて思いながら もち の隣を歩く。
無言の登校時間
いつもよりちょびっと長く感じる
しばらくすると学校が見え初め、
後ろから同じ学校の生徒が あたし達を追い越して
ゆくのが見える
ボソッとつぶやくと
もちが何かを決心したかのように
こちらを見て
あのさ
と口をひらく
どうした?
そう聞こうとすると
と後ろからイヤーな声が聞こえる
振り向きたくないが、ここで振り向かなかったら
今でも痛い女子生徒からの視線が
さらに痛いことになるだろう…と思い
意を決して振り返る
と、ローレンのこえを遮って
話をかけてくるイブラヒム
多分今すごい顔に出ちゃってるんだろうな…
なんておもいながら
とりあえず何かを返さなきゃと
声を出した
そう言い、アタシと2人の間に入るように
話を続ける もち
助かる……
と楽しそうに ふふふ と清楚笑いをする
あぁ、またこの質問か…
もううんざりなんだけど…
と代わりにもちが答えてくれる
もちも もううんざりしてるだろうな…
と思いながら小さな欠伸をする
付き合ってないよ の訂正の後に
毎回なにか言っている気がするけど…
まぁ対して重要なことでもなさそうなので
スルーをしている
なんのことかさっぱり分からないし
時間も迫ってきているから早く行こう と
もち の制服の裾をひっぱる
と、アタシの言いたいことを理解してくれたのか
肩を抱いて靴箱の方にアタシの歩幅に合わせて
歩く もち
後ろから
と声がしたので少しふりかえったが
その声の主は女子生徒たちに囲まれて
身動きが取れなくなっていた
しばらく歩くと もちが
アタシに聞こえるくらいの小さな声で
と耳を赤くしながら言う
普段可愛いとか恥ずかしがって言わない奴だから
頑張っていってくれたんだな…なんて思いながら
と答えた
⟡.·⎯⎯ ⟡.· 𝕋𝕠 𝕓𝕖 𝕔𝕠𝕟𝕥𝕚𝕟𝕦𝕖𝕕︎︎𓂃⟡.·⎯⎯ ⟡.·
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青春・学園 デイリーランキング 48位
ありがとうございました
これ書き足したくて一旦下書きに戻しました…
そしてniko さん スポットライトありがとうございました
不破ッちの出没率が低いですが、
後々結構出す気で居るのでもう少し待ってください
感想などのコメント、クソ待ってます











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。