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第9話

216
2026/03/27 10:17 更新
続いては、ライブパフォーマンス対決のコーナーです!まずは新生B小町!



















星野ルビー
……いくよ
星野ルビー
アイの、ママの背中……絶対追い越してみせる!



















ルビー、有馬かな、MEMちょ

三人の放つ光は、真っ直ぐで、

混じりけのない「アイドル」そのものだった

会場は熱狂に包まれ、

誰もがその「正統派」な輝きに目を細める



















星野アクア
(……いいステージだ。ルビーの光は、アイとはまた違う強さがある)






































次は、神木プロ期待の超新星!あなたさんの登場です!

























































ステージの照明が、一瞬で「深い青」に染まる

月の裏側を思わせる、静かで、冷ややかなイントロ



















あなた
………………



















ステージ中央に立つあなたは、一言も発さない

ただ、そこに立っているだけで、

観客の視線が吸い寄せられる

それは、アイのような「太陽」ではなく、

闇夜に浮かぶ「月」の引力



















あなた
(……見てて、パパ。あなたの最高傑作が、今からこの場所を支配するから)



















歌い出した瞬間、スタジオの空気が震えた

透き通るような、けれどどこか「毒」を含んだ甘い声

歌詞は、幸来の言っていたあのフレーズ






































あなたは、カメラの向こう、

そして客席の端で見守るアクアとルビーを

真っ直ぐに見つめて、妖艶に微笑んだ



















星野ルビー
……っ、なに、これ……



















星野アクア
あなたのパフォーマンス……
星野アクア
技術じゃない
星野アクア
……これは、観客の「心」を直接ハックしてる



















あなたが指を差すたびに、

観客が、スタッフが、

まるで魔法にかかったように彼女に釘付けになる

「守ってあげたい妹」という仮面の下にある、

圧倒的な「支配者」の顔

























































パフォーマンスが終わり、静寂が訪れる

そして、爆発するような拍手



















あなた
……ふふ
あなた
ありがとうございましたぁ!






































舞台袖に引き上げたあなたの元へ、

アクアが詰め寄る



















星野アクア
あなた……!
星野アクア
今のパフォーマンス、何をした?
星野アクア
あれはアイのコピーじゃない
星野アクア
……もっと、別の何かだ



















あなた
……パパが言ってたよ
あなた
「本物の愛」なんて重たくて誰も受け取れない
あなた
だから、みんなが欲しがる「綺麗な嘘」を、小出しにしてあげればいいんだよ、って



















あなた
お兄ちゃん、お姉ちゃん
あなた
……残念だけど、
あなた
今日の勝負、私の勝ちだね?












































































その時

背後のモニターに、一通の緊急速報が映し出された












































































えっ!?これ、本当ですか!?





































































































































……「星野アイ、緊急会見」!?

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