--------大切な人と深い絆で結ばれることが叶いますように。そういう意味を込めてあなたの名前を付けたのよ。-----------
私が教室に入ると既にそこには2人の姿があった。
私は2人にはバレないように元気な姿を見せておいた。昨日眠れなかったのはずっと弥衣斗くんのことを考えていたからだ。
私の頭の中は弥衣斗くんのことでいっぱいだった。
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わたしはずっと張りつけたような笑顔をずっと振りまいてたから気づかれないと思っていたけど仁にはバレてしまった。
思ってもいなかったことを仁にいわれ、泣きそうになってしまった。私はこんなに必要とされていたんだと思った瞬間だった。
わたしは強引に話をそらし、結凛とサッカー部へ向かった。
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橘永遠(たちばなとわ)。3歳年上の兄で弥衣斗くんとも先輩後輩の関係であった。
お兄ちゃんが少し曇ったような表情に変えて、変な沈黙もあった。
なんで?なんで?どういうこと?ねぇ、おしえてよ。戻ってこない?もうこんなのやだよ。泣いたらダメ?泣いたら諦めちゃうことになるの?












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!