ランスside
昨日は楽しみでなかなか寝付けなかった。
まさかあなたの下の名前と二人で出掛けることが出来るなんて。
これは夢なのかと思いつつ、集合場所に急ぐ。
二人で決めた場所に着いたのは集合時刻の30分前程。
あなたの下の名前が来るのを待つこの時間も、オレにとってはご褒美でしかない。
すると、それから10分程経った時、自分に向けられる視線の存在に気付いた。
視線の向けられている方をふと見てみると、
そこにはおめかしをしていつもより100倍は可愛いあなたの下の名前が。
ドキドキする胸を隠しながら、声を掛けに行った。
オレの方をジッと見つめて何も言わないあなたの下の名前に疑問を抱いていると、突然
と、頬を赤らめながら言った
コイツは俺を何回照れさせれば気が済むんだ?
しまった。つい本音が。
あなたの下の名前なんてもう真っ赤じゃないか。
でも、それすら可愛いと感じるオレは相当あなたの下の名前に惚れている















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!