もう何も聞こえてへん。
ただ、表示が動いてるをみるに何かを放送しているんや
でもうちには何も聞こえてない
つまり耳を塞ぐだけじゃダメだった。ってことやろな
放送が、止まったらしい
あぁ、やっぱり聞こえないんやな。
やっぱり、引き換えっていうのは互換との引き換えなんや、、、
そういうと葵は頷いてくれた
なので葵に紙とペンを渡した
するとすぐに返事をくれた
そう言ってとりあえず葵が聴き終わるのを待つ。
長い放送なのか、それともまた意味のわからない言葉なのかは知らないが、少し待った。
そして3分ほど経った時、葵に紙を見せられた
正直言って、非現実すぎると思った。でも、聴力や視覚に異常が起きてる以上、全然あり得る話や
、、、もしかして空が変な色になってるのは昼と夜の境目ら辺にいるからなのか?
それなら納得はいくし、1番あり得そうやな
、、、なんて考えてたら放送が流れた
今の放送は確かにうちの耳にしっかり届いていたはずや
でも葵の声は今もまだ聞こえへんままや
これはどうゆうことなんや、、、?
そうすると急いで何かを書き始める
そして返された文は
どうやら、聞こえてる内容には違いがあったらしい
でも、いい知らせだった。次が終点と言うなら、後は普通に過ごすだけでええ。
1つ気かがりなのは、うちの方で聞こえた、行き先と時を告げる放送は聞くな。という放送や。
意味もわからないし、うちにしか聞こえてないらしい。
こうなると不安が押し寄せてくる
このことを葵に話すべきなのか
葵まで不安にさせたくない気持ちはある。でもこれでもし何かがあった時、葵が対処できひんかもしれん
少なくとも、葵は行き先を告げる放送を聞いてしまった
、、、何を知らせずに終わるなら言ったほうがマシやな
そういうと葵はまた何かを書き始めた
でも、どこか焦っているように見えた
少し待って、帰ってきた言葉は
だった
今までの話だけ見れば青い光は記憶を消したり、どこかへ飛ばしたりする厄介なもんやから信じたくはないが、、、
でも、終点につくと言うならもう行くしかないんやろうな
こうしてまた列車は進む。目的地はもうすぐそこみたいや
次回、終点










編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!