第2話

アイドルの彼K.T
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2023/01/03 03:00 更新
俺は仕事柄会えない日が続くことが多い。
寂しい思いをさせてるのはもちろん分かってる。スケジュールをこじ開けてでも本当は会いたいんだけど、最近はドラマに映画の撮影ありがたい事に忙しくさせてもらってる。

でも久しぶりにあなたに会って気づいたことがある。


絶対にピンク色の持ち物が増えてる。


元々あなたは黒や白のモノトーンのファッションが好きで、それなら俺もお揃いに出来るってことでデートの時にはあなたからのメールで『この服着てきてよ!』とか言われるから一緒にしてた。
もちろん俺も一緒の服が着れて満足してる。

だから今回メールがなくてちょっと不思議だと思ってた。

可愛いし似合ってるんだけど、いつもはしてないはずのネイルもしてる、しかもピンクね?
もう俺のメンバーカラーかなってほぼ確定してるけど嬉しいから、2人でカフェでゆっくりしてる時に聞いてみる。
大我
ねえ、あなた?
あなた
どうしたの?
大我
あなたってピンクそんなに好きだったっけ?
あなた
、、最近ハマったんだ!
大我
そうだったんだ、知らなかったな
そう言ってからあなたの顔を見ると少し下を見てちょっと悲しそうな顔してる。
やっぱ少しでも事実と異なることを言うのはいくつ経っても慣れないらしい。
あなたらしくていいなって思う笑

そして暫くしばらくしてカフェを出てあなたが行きたいっていう雑貨屋さんに行く。
ちょっと歩いたら目当てのものを見つけたらしい。
で、あなたが選び終わるのを待ってたら駆け寄ってきて、
あなた
これ欲しいの。ピンクは大我で私が緑ね!
それはマグカップだった。普通のマグカップのものもあれば、ちょっと違って持ち手とは反対側にフックみたいなのがついてるやつ。並べると腕を組んでるように見えるらしい。

たしかに可愛いなって思ったんだけど、
大我
ピンクがあなたのじゃなくていいの?ピンクハマってるんでしょ?
あなた
いいの、ピンクが大我の!
大我
でもピンクの方があなたに似合ってると思うよ?
あなた
ううん。大我の方が似合うからいいの!
何回か言ってみたんだけど、折れないから結局俺がピンクのマグカップになった。


強いこだわりがあるなって思って、
大我
あなたってそんなにピンクにこだわってたっけ。
あなた
、、って、、、、、がいいもん、!
あんま聞こえなかったから聞き返すと
あなた
大我と一緒がいいんだもん!
大我
可愛すぎるでしょ、、
あなた
え?
いつの間にか心の声が漏れちゃって、さっきから赤かった顔はもっと赤くなって
もう一個質問してみた
大我
じゃあさ、そのネイルも俺の色と一緒がいいから?
あなた
そうだよ、、え、てか気が付いてたの?!大我そういうの鈍感そうなのに
って消えそうな声で言ったあとでっかい声でびっくりしてたのは笑っちゃった笑
あなたにはちょっと怒られたけど笑
いや、でも実際に会った時から気付いてたからね!?

あなたが可愛すぎて折角の久しぶりの外でのデートだったけどはやく家に帰りたいって思った。

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