第7話

❄️
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2024/09/03 06:25 更新
その日の夜、鍾離さんを家に招待した。
少し話も聞きたかったから。
(なまえ)
あなた
ただいま。
鍾離
鍾離
失礼する。
ウェンティ
ウェンティ
お帰り〜!
……モラクス、何で来たの。
鍾離
鍾離
あなたに招待されたからな。
ウェンティ
ウェンティ
あなた、このじいさんの気に入ったの?!
(なまえ)
あなた
じいさんって鍾離さんの事だったのか…。
少し聞きたいことがあったから来てもらっただけだ。
後、今日のお礼。
ウェンティ
ウェンティ
お礼?
(なまえ)
あなた
色々璃月のことを教えてもらったんだ。
結構面白かったんだ。
鍾離
鍾離
何、俺も助けてもらったからな。
(なまえ)
あなた
とりあえず、夕食作ってくるので2人で話でもしててください。
俺はキッチンに向かった。
ウェンティSide
まさかあなたがじいさんを連れてくるとは…。
ちょっと予想外だな…。
鍾離
鍾離
あの人間に執着しているようだな、バルバトス。
ウェンティ
ウェンティ
そういうじいさんもでしょ?
鍾離
鍾離
あの子供は不思議だ。
信仰などしていないのに、神に好かれるのだから。
ウェンティ
ウェンティ
好かれているのを、自覚してないのも驚きなんだけどね。
鍾離
鍾離
バルバトス、君はあの子をどうするつもりだ?
ウェンティ
ウェンティ
んー…眷属にしてから、番にでもしようかな?
鍾離
鍾離
俺も彼女を眷属にしたいのだがな。
ウェンティ
ウェンティ
は?
じいさんなんであの子が女の子って知ってるのさ。
鍾離
鍾離
彼女か教えてくれたからな。
あの子警戒心なさすぎ…!
いや、仕事中とかは警戒心あるけどさ!
オンとオフの差が激しいんだよ!
(なまえ)
あなた
出来たよ〜。
璃月の料理がまだわからないから、モンドの料理だけど…。
あ、嫌いなものがあったらごめんなさい。
あなたはそう言いながら【モンド風ハッシュドポテト】と【風神ヒュッツポット】を出した。
鍾離
鍾離
大丈夫だ。
ウェンティ
ウェンティ
僕も大丈夫だよ〜。
それで席についた。
ウェンティ
ウェンティ
いただきます!
鍾離
鍾離
いただきます。
(なまえ)
あなた
我等の風神の恵みに感謝し再び風神がモンドに降り立つ日を待ち望んでおります。
いただきます。
ウェンティ
ウェンティ
それは何?
(なまえ)
あなた
俺の家の仕来りだ。
風神に感謝しろって常に言われ続けてきて、食事もさっきの言わないと抜きにされるからな。
習慣になってるんだよ。
ウェンティ
ウェンティ
僕は豊穣の力はないと思うんだけどな…。
鍾離
鍾離
別にあなたの名字家は無くなったのだろ?
ならば言わなくても良いのでは?
(なまえ)
あなた
習慣になっていることをやめるのは難しいんですよ。
ウェンティ
ウェンティ
にしても、本当に美味しいよあなた!
鍾離
鍾離
バルバトスの言うとおりだ。
ても美味しいぞ。
(なまえ)
あなた
神2人にそう言われるとは…。
世辞でも嬉しいな。
ウェンティ
ウェンティ
お世辞じゃないよ!
全く、自己肯定感が極端に低いんだから…。
鍾離
鍾離
本当に、嫁に来て欲しいくらいだ。
(なまえ)
あなた
よ、嫁?!
あなたは顔を赤くしてじいさんを見た。
ウェンティ
ウェンティ
チッ…。
じいさん、あなたはあげないよ?
鍾離
鍾離
お前が決めることではないだろ?
ウェンティ
ウェンティ
拒絶する権利は僕にもあるからね。
鍾離
鍾離
ほう…。
(なまえ)
あなた
ウェンティ、喧嘩するな!
鍾離さんもからかわないでくださいよ!
鍾離
鍾離
フッ、すまない。
このじいさん、本気だった…。
目がガチだったもん。
鍾離
鍾離
それで、聞きたいこととは?
(なまえ)
あなた
…神って死ぬんですか?
鍾離
鍾離
死ぬ。
鍾離
鍾離
まぁ、そう簡単には死なないがな。
ウェンティ
ウェンティ
急にどうしたの?
(なまえ)
あなた
昼の鍾離さんの話を聞いて、ウェンティにも聞かないとなって思ってたんだ…。
ウェンティ
ウェンティ
心配してくれたの?
嬉しいなぁ〜。
(なまえ)
あなた
呑気なやつ…。
あ、おやつ作ってあるけど食べていきますか?
鍾離
鍾離
良いのか?
(なまえ)
あなた
はい、勿論。
今持っています。
あなたはそう言いながら、食べ終わった食器を片付けるためにキッチンに向かった。
ウェンティ
ウェンティ
なら、僕はお茶でも淹れるよ。
モラクスはここに居なよ。
僕はそう言ってキッチンに向かった。
(なまえ)
あなた
ウェンティ?
どうしたんだ?
ウェンティ
ウェンティ
おやつ食べるならお茶がいると思ってね。
(なまえ)
あなた
ありがとう。
あなたは僕にそう微笑んだ。
やっぱり綺麗な笑顔だな…。
今は誰も見てないし、良いよね…?
ウェンティ
ウェンティ
チュ…。
(なまえ)
あなた
ん…!
ウェンティ、いきなりなんだ?
ウェンティ
ウェンティ
何でもないよ!
あなたは気づいてないんだろうね。
さっき、キスマークを付けた事。
見つけたときの反応が楽しみだな〜。
その後、僕達はあなたの作ったパンケーキを美味しく食べた。
モラクスはパンケーキを食べた後に帰っていった。
(なまえ)
あなた
先、お風呂はいるよ。
ウェンティ
ウェンティ
え〜一緒に入ろうよ〜。
(なまえ)
あなた
あのね…俺はこれでも女なんだけど…。
ウェンティ
ウェンティ
何もしないからさ、お願い!
僕はあなたとお風呂に入るために頼み込んだ。
あなたは渋々了解してくれたけど、今晩のお酒は禁止となった…。
ウェンティ
ウェンティ
あったかいね〜。
(なまえ)
あなた
そうだけどさ、何で抱きついてるの?
ウェンティ
ウェンティ
ん?
別に良いでしょ?
(なまえ)
あなた
俺ら、付き合ってもないしただのルームメイトだぞ?
ウェンティ
ウェンティ
いずれ付き合うんだし、いいじゃん!
(なまえ)
あなた
いずれって…。
はぁ…。
俺は恋愛とか興味ないぞ。
ウェンティ
ウェンティ
興味なくても、僕のものにしてみせるから。
(なまえ)
あなた
眷属の話か?
あれは断っただろ…。
ウェンティ
ウェンティ
僕は諦めてないもんね!
お風呂では特に何もなく(あったとすればあなたの胸が案外大きかったのを知った)それぞれの部屋に戻った。
ウェンティSide終わり
(なまえ)
あなた
何だよ…今日のウェンティ…。
変だったな…。
部屋で本を読んでいると、コンコンと窓を叩く音が聞こえた。
こんな時間に誰だ…?
そう思いつつ、窓を開けると鍾離さんが立っていた。
(なまえ)
あなた
鍾離さん?!
鍾離
鍾離
夜分にすまない。
さっき、渡し忘れた物があってな。
鍾離さんは俺に1つのネックレスをくれた。
飾りは岩元素の色の綺麗な雫。
(なまえ)
あなた
綺麗…。
鍾離
鍾離
お前に似合うと思ってな。
バルバトスには秘密だぞ。
これは契約だ。
(なまえ)
あなた
契約…約束みたいなものですか?
鍾離
鍾離
まぁ、そうだな。
バルバトスに言ってはダメだぞ?
行った場合罰があるからな。
(なまえ)
あなた
わかりました。
ありがとうございます。
俺が鍾離さんに笑顔でお礼を言うと、鍾離さんは片手で口を隠してしまった。
鍾離
鍾離
はぁ…。
まぁ、良いか。
また明日な。
(なまえ)
あなた
はい、また明日!
鍾離さんはそう言って消えた。
俺は渡されたネックレスを机に置いて、ベッドに入って寝ることにした。
ウェンティSide
ウェンティ
ウェンティ
やっぱり…あのじいさんめ…。
夜中、こっそりとあなたの部屋に行くと岩元素のネックレスがあった。
あなたはネックレス等買わないから、すぐにあのじいさんが送ったものだと分かった。
今壊しても良いけど…あなたが悲しむのは嫌だな…。
あなたに似合うのは岩元素の色よりも、風元素の色なのに…。
僕の中で独占欲とじいさんへの嫉妬が湧き出てきた。
僕のあなたを取られてたまるか…。
僕は再びあなたにキスマークを付けて、部屋に戻った。
ウェンティ
ウェンティ
じいさん何かに負けるわけには行かない。
これは、挑発ってことでいいんだね?
なら、受けて立つよ。
大切な人の為に…。

ウェンティSide終わり

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