ヒーロー名……
まじでどうしよう…
何も思い浮かばない……

あなた「はぁ…」

みんなはもう決まっていって、発表して言っている
ちなみに爆豪は全部先生にダメだし食らってたけどな() 

ミッドナイト「あと、決まってないのは…」
「緑谷くんと、爆豪くんと、飯田くんと、華乃さんだけね」

轟「珍しくな、華乃が最後まで残ってるの」

あなた「なかなか思いつかなくて…」

轟「決まるといいな」

あなた「だね」

なんか轟くん前より接しやすくなった…？
あんなにトゲトゲしてたのに、今は柔らかくなってる…

ミッドナイト「なんでもいいのよ」
「思い出のものとか、大切なものの名前」
「心に響いたもの」
「自分がこれだ！って思うものを見つけなさい」

あなた「心に響いたもの……」

なにかあったっけ……
心に響いたもの……
大切なもの……
思い出のもの……
思い出せ…
思い出せ…

飯田「天哉」

ミッドナイト「あなたも名前ね！」

皆決まっていくよぉぉ
もう名前でもいいかな…
いや、ダメダメ！せっかくのヒーロー名なんだもん！！

緑谷「決まりました！」

緑谷くんも決まったんだ…
何にしたんだろ

緑谷「僕のヒーロー名はデクです！！」

切島「緑谷いいのかよ！？」

上鳴「一生呼ばれ続けるんだぜ！？」

デク…
確か、爆豪がつけたあだ名だったよな
デクの棒だから、デクって…

緑谷「いいんだ…！」
「ある人に意味を変えてもらったから…！！」
「頑張れって感じのデクって！」

あなた「…！！！！」

その瞬間、パァァっと記憶がよみがえってきた
あの日、殺せんせーが教えてくれた…！
あの時のことを…！！

あなた「決めた…！」

なんで忘れていたんだろう
こんな大事なこと
あの時、殺せんせーは言ってくれたんだ

殺せんせー『華乃さんなら、きっと立派なヒーローになれますよ』
『だって、先生の生徒なんですから』

私がヒーローを目指そうと思ったきっかけを、殺せんせーは作ってくれた
私にはこの名前以外ありえない！！
昔は大嫌いだったこの名前
でも、今なら胸張ってこの名前が好きって言える！！！

あなた「ミッドナイト先生、決まりました！」

ミッドナイト「なら、発表してちょうだい！」

あなた「はい！」
「私のヒーロー名は…」





































あなた「クロユリです！！！」